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レッドブル・トロロッソホンダを応援し続ける記事 モナコGPは特別なレース

今週はいよいよモナコGP。

F1世界選手権のひとつのレースではあるけれど、やっぱりモナコは特別です。

モナコを複数制したドライバーはモナコマイスターと呼ばれます。

F1をよく知らない人でもモナコグランプリだけはどこかで聞いたことある人は結構多いと思います。

たとえば、同時期(ほぼ同日)に行われるインディ500も、インディカーシリーズのひとつと言うよりも、独立して認識(意識)されるのと同じように・・・。

風光明媚なモナコの公道を突っ走るF1カー。

それだけで絵になるレース。

戦いそのものよりもフォーミュラーカーが走る姿をシャンパンを飲みながら見物する。

そういう観戦の仕方が実は最も適しているのかもしれません。

 

もちろん戦う選手たちはそんな呑気な事とは無縁の世界。

レセプションなどの楽しいひと時もありますが、レースが始まればそこはもう戦場。

しかしこのコース。

マシンが大きくなり、抜くことが困難を極めます。

アイルトン・セナナイジェル・マンセルの死闘はあまりにも有名。

当時実況していた三宅アナの「絶対に抜かせない、ここはモナコモンテカルロ・・・」の名調子はそのシーンと共に今も脳裏に焼き付いています。

もし全車何の事故もなく、ドライバーがミスをせず、天候も普通に晴れていたとすれば、スターティンググリッドの順番のまま最終順位も確定してしまうのではと思えてしまいます。

そんなモナコなので、ドライバーにとっては、ほんの少しのミスも許されません。

かつてアイルトン・セナがトップを独走していたのに自損事故でまさかのリタイア。

若かりし頃のセナですが、彼ほどのドライバーであっても、ほんの少しの気の緩みがリタイアに繋がるのがこのレース。

もしこの時優勝していればセナは7年連続でモナコを制していました。

今更ながらアイルトン・セナの偉大さに驚きます。

今年のレース、前評判ではメルセデスが6戦連続ワン・ツー濃厚ですが、何が起こるかわからないのがモナコモンテカルロ

メルセデスに何か起こった時、そこに入るのはマックス・フェルスタッペン

そう信じて応援したいと思います。