2位阪神相手にファーストシリーズを勝ち上がった巨人。
その勢いに乗り、ペナントを制したヤクルトに挑んだファイナルステージ。
その壁は厚くて高かった。
やはりペナントを制するということは偉大なり・・・だ。
リーグ戦を勝率5割を割ったチームは日本シリーズにはいっちゃいかん!
そういう天からの声だったと思う。
もうCSやめよう!
どうしてもCSやりたいなら、サッカーのようにカップ戦をすれば良いんだ。
しかし、サッカーはリーグ戦、カップ戦、天皇杯、どれも同じテンションで試合をしている印象が強いが、野球や相撲は何だかそういう試合をやると何故か真剣味に欠ける。
これって私だけが持つ印象だろうか。
まあ余談はこれくらいにして、奥川投手凄かったなあ。
巨人もドラフト指名したのになあ。
巨人のくじ運のなさはもう有名だが、その時はもう一度1位指名のくじに負けて3度目の1位指名が堀田投手だ。
初年度にいきなりトミージョン手術を受けることになったが今は3軍で最も期待できる投手の一人になっているようだ。
同じ年のドラフトで、同じくくじ運があまりよろしくないオリックスが同じように3度目の1位指名で獲得したのが今年ブレイクした宮城大弥投手なので、堀田投手も後を追いかけて欲しい。
またまた余談になってしまったが、奥川投手に完全に抑え込まれてしまった巨人。
ハンデ1勝があるのでこの時点で0勝2敗である。
日本シリーズ進出には残り4勝1敗が求められるので早くも厳しい状況。
2戦目に中4日で菅野が登板したが、巨人は点が取れず7回に坂本のエラーからピンチを招き4点を献上。
今の巨人に5点差を跳ね返す力はなく2試合連続の零封負け。
4連勝しか道は無くなってしまった。
第3戦はメルセデスが好投したがリリーフ陣が逆転を許し、追いつくのが精一杯。
あっけなくファイナルステージはヤクルト勝ち抜けで巨人の敗退が決まったのだ。
感想など別にない。
弱いから負けたのだ。
どうやら原監督が来年の指揮を執るのは間違いないらしい。
元々采配に文句を言うことはしないと決めている。
ただ結果責任は取るべきだろうと思っていただけだ。
果たして来年どういう答えを見せてくれるのか。
選手達はどのような覚悟を持って戦っていくのか。
何でも今年はFA補強を考えていないとのこと。
私は本当に必要な補強ならFA選手を獲りにいくべきと考えているが、結局大瀬良も久里も残留するのだろう。
こうなれば現有戦力のレベルアップで戦うしかない訳で、それはもう伝説の冬季キャンプの再現しかない。
ファイナルステージの結果
スコア
11月10日 対ヤクルト 0対4●
11月11日 対ヤクルト 0対2●
11月12日 対ヤクルト 2対2△
1分3敗でファイナルステージ敗退。
主な打者の成績
松原 11打数0安打 打点0 .000 .158 .274
若林 4打数1安打 打点0 .250 .125 .239
坂本 9打数1安打 打点1 .111 .118 .271
丸 10打数2安打 打点0 .200 .313 .265
ウィーラー 11打数2安打 打点0 .182 .308 .289
吉川 10打数2安打 打点0 .200 .222 .272
大城 7打数2安打 打点0 .286 .333 .231
中島 5打数1安打 打点0 .200 .222 .271
廣岡 8打数3安打 打点1 .375 .333 .189
小林 3打数0安打 打点0 .000 .000 .093
亀井 6打数1安打 打点0 .167 .125 .215
チーム打率 94打数15安打 .160 .195 .242
※青字はCSトータル打率、赤字は今季リーグ戦最終率
投手成績
11月10日 山口 4回 自責点3 6.75 6.75 3.56
11月11日 菅野 5回2/3 自責点1 1.59 0.71 3.19
11月12日 メルセデス 6回 自責点0 0.00 0.00 3.77
先発防御率 15回2/3 自責点4 2.30 2.32 3.79
ブルペン陣防御率 8回1/3 自責点3 3.24 1.53 3.38
投手陣防御率 24回 自責点7 2.63 1.93 3.63