影無茶のスポーツ24/7

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巨人日本シリーズ4連敗の現実 個人的には今シーズンはリーグ制覇で満足です

いささか旧聞ではありますが、日本シリーズについて・・・というより今年のジャイアンツについて。

ホークス強かったですね。

0勝4敗という現実を突きつけられました。

選手層の厚さはもちろんですが、野球の質が違います。

これはセリーグパリーグに勝てない現実があって、どげんかせなあかん状態にまでセリーグは追い詰められているということ。

そういう危機感を持たないとだめということだと思います。

何と言いますか、全てにおいて力が違う。

投手の球の強さ、打者のスイングの強さ。

投げるも打つも、真っ向からぐいぐい力で押してくる印象。

これらが醸し出す気合にジャイアンツを含むセリーグは圧倒されています。

今回ホークスの優勝でパリーグ日本シリーズ7連覇。

19年前ON対決と言われた2000年。

この時ジャイアンツが日本一に輝きましたが、それ以降パリーグの14勝6敗。

特にここ10年はパリーグが9勝1敗!

これは異常な事態と言わざるを得ません。

そんな状態の中、ジャイアンツは2000年の優勝以降4回日本一に輝いており、セリーグではひときわ光っています。

そのジャイアンツが全く歯が立たなかった。

原監督がセリーグにも指名打者制の検討を・・・と語っていましたが、確かにそれが野球の質の違いにつながっていると推測することは全く乱暴ではありません。

私は幾度か書いていますが、今年はリーグ優勝してくれたことで満足しています。

CSでさえ負けても仕方がないと思っていたんですから。

ジャイアンツファンとしてあるまじき考えかもしれませんが。

日本シリーズセリーグ優勝チームとして出られたことでメンツは保てました。

今年の投手陣でほんとよくリーグ優勝できたと思います。

(逆に言えば他球団がだらしないとも・・・ゴホン)

チーム勝ち頭が山口の15勝で、次が菅野の11勝。

二桁勝利はこの2人だけ。

菅野自身もシーズンを通じて好調には程遠い出来でした。

他には ルーキー高橋、メルセデス、6月から桜井。

谷間の今村、5月で終わったヤングマン

規定投球回数に達したのが山口だけ、100イニング以上が4人だけ。

ブルペン陣も勝利の方程式なるものはついに組み立てられず。

月替わりで調子のよい投手が何とか抑える。

田口、大竹、戸根、デラロサ、澤村、高木、鍵谷・・・。

やりくりで乗り切ってきた今シーズン。

何と言っても中川の登場は正に救世主でした。

中川が居なかったら、それはもう恐ろしいほどです。

シーズン最後にガス欠寸前になりましたが個人的にはMVP級だと思ってます。

各投手が場面場面で最善を尽くそうとする姿。

優勝と言うご褒美がついてきて本当に良かったと思います。

打つ方では、やはり坂本になりますね。

ジャイアンツの右打者としては小久保、ラミちゃんについで3人目、生え抜きとしては史上初となる40本塁打の大台。

主将としてチームを引っ張り、得点圏打率チームトップ。

長打力がありながら安打数も榎本の最年少記録に肉薄する速さ。

サードコンバートにより守備の負担を少なくすることで3000本安打も可能です。

さらにもう一人を亀井義行をあげない訳には参りません。

数字の上では2009年が上回りますが印象に残るという点では今年だと思います。

ポストシーズンでも気を吐き、37歳の年齢を感じさせない活躍は見事でした。

来年はとにかく投手陣の整備。

ドラフトで奥川、宮川とくじで負けてしまいました。

しかし青森山田の堀田はVTRを見ましたが非常に有望だと思います。

とは言うもののすぐに1軍は難しい。

そうなるとFAで先発の獲得は当然補強ポイントとなります。

現在名前があがっている権利獲得選手ではイーグルス美馬、マーリンズ益田。

美馬はジャイアンツが日本シリーズで打てなかった印象があります。

規定投球回数にも到達。

毎年FA獲得に何かと批判を受けますが、これは弱点補強で是非とも成立して欲しい。

あとは若手投手陣の成長。

今季終盤に登板した戸郷は真田、宮國のようになってほしくないですね。

あとは高田あたりに期待したいところです。

山口、菅野、メルセデス、高橋、戸郷、美馬。

これに田口、今村、澤村も先発候補かと。

ブルペンデラロサに中川、高木。

故障が治れば畠、上記に掲げた先発候補からも3人ほどはブルペン

マシソンが引退を表明しスコット鉄太朗も全員が引退。

とにかく投手陣の立て直しがリーグ連覇から日本一奪取への鍵だと思います。

果たして!

日本シリーズの成績

スコア

10月19日  対ホークス  2対7 ●

10月20日  対ホークス  3対6 ●

10月21日  移動日

10月22日  対ホークス  2対6 ●

10月23日  対ホークス  3対4 ●

打者の成績

亀井    14打数4安打  .286 打点2

坂本    13打数1安打  .077

丸     13打数1安打  .077 打点1

岡本    16打数3安打  .188 打点3

阿部    13打数3安打  .231 打点2

ゲレーロ  12打数4安打  .333

田中    10打数3安打  .300

大城    11打数2安打  .182 打点1

重信     5打数1安打  .200

若林     5打数0安打

山本     3打数0安打

石川     2打数0安打

小林     2打数0安打

陽      2打数0安打

日本シリーズチーム打率  125打数22安打 .176

投手成績

10月19日   山口    6回    自責点

10月20日   メルセデス 6回    自責点

10月21日   移動日

10月22日   高橋    2回2/3 自責点

10月23日   菅野    6回1/3 自責点

日本シリーズ先発防御率    21回  自責点8  防御率3.43

日本シリーズブルペン防御率 13回  自責点9  防御率6.23

日本シリーズ投手陣防御率   34回  自責点17 防御率4.5

 

 

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