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プロ野球 先週の巨人(5月23日~28日) 交流戦突入前の阪神戦で3連敗 阪神の強さは本物だ 

交流戦前、上位2チーム相手の6連戦。

先々週に下位チームとはいえ5連勝で5割に戻した状況での戦いだったので期待していたが、DeNAには勝ち越したものの阪神は強かった。

少なくとも現時点では阪神の方が明らかに強い。

せっかく5割に戻したのに借金1で交流戦突入となってしまった。

巨人は交流戦の成績がそのままシーズンの成績に直結する。

気分一新で交流戦に臨みたい。

先週の巨人(2勝4敗 今季通算23勝24敗)

スコア

5月23日 対DeNA 3対6 ●

5月24日 対DeNA 1対0 ○

5月25日 対DeNA 5対4 ○

5月26日 対阪神   1対2 ●

5月27日 対阪神   2対3 ●

5月28日 対阪神   1対4 ●

打撃成績上位(6打数以上)

ブリンソン 13打数6安打 打点2 .462 .264

秋広    23打数9安打 打点4 .391 .347

中田     6打数2安打 打点0 .333 .303

坂本    22打数7安打 打点2 .318 .248

岡本    21打数6安打 打点2 .286 .301

週間チーム打率 193打数44安打 .228 .249

※赤字は今季通算打率

投手成績

5月23日 :赤星   3回0/0 自責5 防6.14 :6回0/0 自責1

5月24日 :戸郷   9回0/0 自責0 防2.57 :0回0/0

5月25日 :山崎   4回0/0 自責3 防4.41 :5回0/0 自責1

5月26日 :横川   6回0/0 自責0 防2.40 :2回0/0 自責2

5月27日 :グリフィン6回2/3 自責2 防2.68 :1回1/3 自責0

5月28日 :松井   5回0/0 自責1 防0.90 :3回0/0 自責2

週間先発防御率    33回2/3 自責11 防2.94 3.56

週間救援陣防御率   17回1/3 自責 6 防3.12 4.79

週間投手陣防御率   51回0/0 自責17 防3.00 4.01

※赤字は今季通算防御率

感想

阪神の今年の戦い方を見ると、基本に沿った戦術を貫くことがいかに大切かがわかる。

巨人と阪神でスターティングメンバ―を比較すると違いが明確だ。

先週時点で阪神は46試合消化。

打順を見ると1番近本、4番大山が開幕以来不動。

2番も1試合だけ梅野が入ったが残りは全て中野。

3番もノイジーが42試合、5番は佐藤輝が43試合、8番は木浪が40試合。

6番と7番は複数の選手が起用されているが6番はライトを守る選手、7番は捕手でほぼ固定されている。

対する巨人は47試合。

不動は4番岡本只一人。

1番6選手、2番8選手、3番でさえ7選手、5番4選手、6番はなんと11選手、

7番に至っては12選手、8番が8選手の起用と、これが本当の猫の目打線だ。

選手層が厚いと言えば聞こえが良いが、どうも我慢が足らないように思う。

監督たるや動き過ぎるのはやはり良くないのである。

ただし、5月半ばからは巨人も打順が固定化してきた。

時を同じくして勝率が5割に戻ったのは偶然ではあるまい。

中田が戻ってきたことで岡本が外野を守っているが、これは守備でゼニが取れる男門脇をサードで使いたいためだろう。

秋広も完全にレギュラーを取っているし、岡本、秋広が外野にドンといると残りのポジションはひとつ。

丸、ウォーカー、ブリンソン、梶谷と外野のポジション争いは熾烈を極める。

門脇は何とか打率250まで上げて欲しい。

坂本も体調が戻ってきたようで、内野陣は鉄壁だ(中田は守備も上手い)。

投手陣は戸郷がいよいよエースの働き。

先週は戸郷がプロ入り2度目の完封。

勝星にはつながらなかったが横川も急成長。

安定のグリフィンにルーキー松井が2試合連続で好投。

あとはブルペン陣だ。

最初にも書いたが巨人は交流戦の成績がシーズンの順位に直結する。

気持ちを切り替えて交流戦に臨んで調子を上げて行って欲しい。

■47試合消化時点でのチームの主な数字

順位  23勝24敗  4位

防御率   4.01  6位

打率    .249  3位(広島と同率)

本塁打    52本  1位

盗塁     11個  4位

失策     18個  1位(リーグ最少)

得点     177  3位

失点     195  5位(ヤクルトと同数リーグ最多)

 

 

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