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「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」鑑賞記録 ハリソン君のインディ・ジョーンズをこの目に焼き付けた

仕事以外全部趣味

第1作失われたアークを見たのは社会人1年生の時である。

当初見る予定はなかったが仕事でオフコンオフコン!)を動かしていて、計算が終わるまでの時間つぶしで近くの映画館に見に行ったのだ。

これが想像をはるかに超えた面白さで、こんなに面白い映画があるんだと気分が高揚してオフィスに戻ったのを今でも覚えている。

映画に出てくるキャラクターが桂文珍にそっくりだったのが今となっては懐かしい。

あれから40年以上経って新作が作られたのだ。

正直2作目、3作目と面白かったが1作目を超えたとは言い難く、4作目に至っては先日テレビで見たらほとんど覚えていないことにショックを受けたものだ。

なので正直言って今回の5作目も期待はしていなかった。

しかし年齢的にもハリソン・フォードインディ・ジョーンズは間違いなく最後なので、半ば義務的に見に行った訳だ。

これが驚くことに、とんでもなく面白かった。

これは私の感想だが1作目に匹敵するくらいの面白さだった。

冒頭30分は若かりし頃のインディ・ジョーンズの活躍が描かれたが(おそらく)CG処理されたハリソン・フォードに目が点になった。

もちろんこの部分のエピソードは現在進行形になってからも重要に紐づけられており、要するに無駄がない構成なのだ。

例によって考古学に関する発掘品がとんでもない現象を巻き起こす従来のインディシリーズの基本は全く変わらないが、本作は過去シリーズの良い面を踏襲して作られていて1作目から見続けてるファンには涙ものなのだ。

確かにハリソン・フォードは年を取ったが(81歳!)思った以上に頑張っており、例に出して悪いが晩年のロジャー・ムーアボンドよりはるかに動きが良い。

ストーリーもよく考えられており、伏線回収も納得。

最後は洋風戦国自衛隊かと思ったが、それも含めてラストは気分爽快になれた。

ハリソン・フォードは「スターウォーズ」「ブレードランナー」そしてこの「インディ・ジョーンズ」と超話題作に出演したが、長い年月を経た後に全ての作品に再び出演した訳で、その全ての1作目と最後の出演作を見ることが出来たのは幸せだった。

ほんとうにお疲れ様と言いたい。

ありがとうハリソン君!

 


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