影無茶のスポーツ24/7

ルール知らなくても面白く読んでいただけることを目指します

先週の巨人(6月4日~9日) オリックスに3連敗   だから打撃はあてにならない

交流戦も2週目。

以前と違い各球団3試合ずつの合計18試合しか行われなくなった。

しかし、交流戦をきっかけに勢力図が一変することもあるのが交流戦の面白いところであり怖いところでもある。

先週首位に立った巨人がどんな戦いを見せるか楽しみな先週だったが・・・。

 

あれほど打てなかった巨人が好調ロッテ相手にアッと驚く18得点。

きっと多くのファンは思ったに違いない。

分けて点を取ってくれればいいのに・・・。

だがそれは無理な話とわかった上でファンはボヤくのだ。

ロッテ3連戦で28点をあげた打線はオリックス3連戦で1点しか取れなかった。

打線は水物なのだ。

だから投手を中心とした守りがしっかりしているチームが結局上位にくる。

しかしヘルナンデスは確実に打線を目覚めさせた。

エリー!エリー!と大人気だ。

当然ある程度相手チームが研究してきたら今ほどには打てなくはなるだろう。

ところが今は交流戦

交流戦が終われば同リーグの戦いに戻るが、1順するまでは打てる可能性が高い。

いくらスコアラーが研究しても実際に対戦しなければ本当のところはわからない。

なのでヘルナンデスは暫く打ってくれると期待している。

それに打てない選手は初めから打てない。

ヘルナンデスは打てる打者なのだ。

最終的に2割8分以上は期待して良いだろう。

そうなれば大満足補強だ。

先週の巨人(2勝4敗 今季通算29勝27敗4分)

スコア

6月4日 対ロッテ  18対3 ○

6月5日 対ロッテ   3対4 ●

6月6日 対ロッテ   7対4 ○

6月7日 対オリックス 0対2 ●

6月8日 対オリックス 0対5 ●

6月9日 対オリックス 1対4 ●

打撃成績上位(6打席以上)

大城      7打数4安打 打点5 .571 .202

立岡     16打数7安打 打点5 .438 .310

ヘルナンデス 25打数8安打 打点4 .320 .347

丸      23打数7安打 打点4 .304 .299

坂本     18打数5安打 打点3 .278 .254

週間チーム打率  199打数49安打 .246 .232

※赤字は今季通算打率

投手成績

6月4日 :山崎   6回0/0 自責2 防1.60 :3回0/0 自責0

6月5日 :堀田   5回0/0 自責3 防1.77 :4回0/0 自責1

6月6日 :井上   6回2/3 自責3 防4.18 救:2回1/3 自責1

6月7日 :戸郷   8回0/0 自責2 防1.83 :1回0/0 自責0

6月8日 :グリフィン5回0/0 自責3 防5.59 :4回0/0 自責2

6月9日 :菅野   6回0/0 自責3 防1.53 :3回0/0 自責1

週間先発陣防御率   36回2/3 自責16 防3.93 2.47

週間ブルペン防御率 17回1/3 自責5  防2.60 2.27

週間投手陣防御率   54回0/0 自責21 防3.50 2.40

※赤字は今季通算防御率

感想

先々週首位に躍り出た巨人だが、先週は3位に転落。

あれほど交流戦に入って勝てなかった阪神が西武に3連勝で息を吹き返した。

今年のセリーグは混戦で首位広島と最下位ヤクルトのゲーム差は5.5。

数字上はまだまだ優勝も狙える差でしかない。

現実には貯金を作っている3チームと借金3チームとの間にはけっこう大きな差があると思うが、今年は各球団調子の波がけっこうあって、調子の良いチームが悪いチームと当たったら勝越し、その逆は負越しって流れが続いている。

例年上位2チームは貯金があって3位以下は借金という場合が多いが、それだけ今年は抜けるチームがないという状況になっている。

最終的に143試合終わった時点で最後に調子が良かったチームが僅差で優勝ってことなのかもしれない。

巨人は戸郷と菅野で星を落としてしまった。

山崎、戸郷、菅野で最低2勝はしなければならない。

結局確実に計算できるのはこの3投手になる。

堀田、又木、井上、赤星、グリフィンは試合ごとにまだ波がある。

メンデスや高橋礼、横川あたりにも頑張ってもらいたいし、夏場に向かってコンディションを整えて欲しい。

打線だが、ここにきての丸復活は頼もしい。

限界なのかなと思っていたので正直驚いている。

個人的には吉川トップで丸3番がいいと思うが、それはもちろん監督の采配に文句を言うつもりはない。

今週は楽天日本ハム

いずれもアウェイでの戦いとなる。

最低4勝2敗は譲れない。

先週のMVP

エリエ・ヘルナンデス

立岡選手と迷ったが、やはり救世主とまで言われたヘルナンデスが上回った。

何しろ久しぶりの外国人打者の大当たり。

まだ僅か12試合ではあるがクロマティ級の打棒を見せていると言ったら言い過ぎか。

打線に喝を入れたのは間違いなく、ここはヘルナンデスに先週のMVPを。

60試合消化時点での主な数字

順位   29勝27敗4分 3位   

防御率      2.40 3位   

打率       .232 5位   ⇨

本塁打       25本 3位タイ 

盗塁        32個 2位   ⇨

失策        19個 リーグ最少⇨

得点        163 5位   ⇨

失点        152 2位   ⇨

 

 

kagemucya.hatenablog.com

 

kagemucya.hatenablog.com

 

kagemucya.hatenablog.com