先々週3勝3敗でスタートした交流戦。
日本ハムに3連敗していた可能性もあった訳で、不安の中で迎えたオリックスと天敵ソフトバンクとの6連戦。
どう考えても不安しかなかったが何と両チームに勝ち越して4勝2敗の成績。
これは嬉しい誤算だ。
その上、今シーズン初登板の菅野が5回93球と多くの球数を要したが勝ち投手に。
帰ってきた菅野がこのまま順調に先発ローテに加わってくれることを願う。
強いんだか弱いんだかよくわからない巨人だがもう借金生活はしないで欲しい。
先週の巨人(4勝2敗 今季通算30勝29敗)
スコア
6月6日 対オリックス 1対2 ●
6月7日 対オリックス 10対0 ○
6月8日 対オリックス 6対0 ○
6月9日 対ソフトバンク 1対5 ●
6月10日 対ソフトバンク 10対6 ○
6月11日 対ソフトバンク 4対2 ○
打撃成績上位(6打数以上)
ウォーカー 19打数7安打 打点5 .368 .286
梶谷 17打数6安打 打点2 .353 .278
中山 9打数3安打 打点0 .333 .263
岡本 20打数6安打 打点4 .300 .319
オコエ 10打数3安打 打点0 .300 .255
週間チーム打率 218打数57安打 .261 .253
※赤字は今季通算打率
投手成績
6月06日 先:高橋優 2回1/3 自責2 防6.35 救:5回2/3 自責0
6月07日 先:戸郷 7回0/0 自責0 防2.54 救:2回0/0 自責0
6月08日 先:山崎 8回0/0 自責0 防3.21 救:2回0/0 自責0
6月09日 先:横川 4回2/3 自責3 防3.35 救:3回1/3 自責2
6月10日 先:今村 2回1/3 自責3 防13.5 救:6回2/3 自責3
6月11日 先:菅野 5回0/0 自責2 防3.60 救:4回0/0 自責0
週間先発防御率 29回1/3 自責10 防3.07 3.63
週間救援陣防御率 23回2/3 自責5 防1.90 4.41
週間投手陣防御率 53回0/0 自責15 防2.56 3.93
※赤字は今季通算防御率
感想
オリックス戦初戦は日本のエース山本投手が相手なので負けは想定内。
3戦目はオリックス山岡、巨人山崎両投手による投手戦。
お互い踏ん張って0対0のまま延長10回に代打丸の満塁ホームラン。
続いてウォーカーのホームランで勝負あった。
非常に良いムードで迎えた天敵ソフトバンク戦だが、原監督が必要以上に意識してしまったのか初回無死1・2塁で秋広に送りバントのサイン。
これを決められず結局併殺打となってしまう。
ここは秋広に打たすべきという声が多かったが、決して作戦としては間違いではないので、結果論では語れない。
それよりこの失敗が秋広に与える負の影響を心配したがこの試合含めて2試合無安打だったものの、3戦目で同点タイムリー。
やはりこの男只物ではない。
先々週不安と書いた大勢もソフトバンク戦で2試合投げて無失点。
再び上昇気配を見せてくれた。
さらに明るい材料として中川投手が交流戦に入り調子を急激に上げてきている。
高梨、大江、鈴木、菊池とブルペン陣も急速に整備されてきた。
今も救援陣の防御率は4.41だが先週に限れば1.90。
菅野が復帰した先発陣。
ブルペンも安定してきて投手陣全体の底上げが計れたと思う。
もう借金生活に戻ることはないだろう。
今週はホームで西武と楽天相手の6連戦。
初戦は2カ月ぶり登板のメンデス。
16日の楽天戦初戦はグリフィンも復帰予定。
現在6カード連続で3連戦の初戦を落としているが、その連鎖をストップしたい。
■59試合消化時点でのチームの主な数字
順位 30勝29敗 4位
防御率 3.93 6位
打率 .253 2位
本塁打 70本 1位
盗塁 17個 5位
失策 21個 1位(リーグ最少)
得点 228 3位
失点 238 6位(両リーグ最多)