中谷潤人のKO勝利の余韻が残る中、同じボクシングでひとつのニュースが躍った。
かつて井上尚弥のバンタム統一の前に立ちはだかった、ジョンリール・カシメロに対し、JBCが日本国内での試合を1年間停止したと発表。
13日に行われたサウル・サンチェスとの試合の前日計量で1キロオーバー。
翌日の試合では豪快に1RKOで勝利したが、当然カシメロは批判にさらされた。
カシメロは悪びれるそぶりもなく、次は井上だ!と豪語していたが、大橋会長が井上との対戦は100%ないと断言。
過去から問題を繰返すカシメロとのマッチメイクはリスクが高すぎて、今後は対戦相手陣営が二の足を踏む可能性が高く、まして国内で1年間試合が出来ないとなれば、もうカシメロの出番はないだろう。
ネリも同様にダーティなイメージだったが、地道に勝利を積み重ね、井上との試合を実現させたが、カシメロは噛み合う相手には強さを見せるが、そうでなければ全くの凡戦をしてしまうところがあるので絶望的だ。
過酷な減量に耐えて、各選手はリミットを割ってくる。
減量も含めてボクシング。
それが出来ない選手にボクシングをする資格はない。
まして今回カシメロは減量失敗を反省するそぶりもなかったようで言語道断だ。
どうせこれからも吠え続けるんだろうが、もう完全無視で良いだろう。