現役ドラフト。
出場機会に恵まれない中堅選手に、移籍により活性化を図る目的で始まった制度。
各球団2名以上をリストに掲げると同時に、最低1名は指名しなければならない。
創設された2022年の注目度ははっきり言って低かった。
各球団も手探りの状態だったことは想像できる。
しかし、この第1回の現役ドラフトで移籍した選手の数人が、見違える活躍をした。
何事も最初が肝心だ。
中日移籍の細川成也、阪神移籍の大竹耕太郎、このふたりが移籍先で大ブレイクしたことにより、現役ドラフトに対する見方が変わったと思う。
翌2023年も水谷瞬が日本ハムで主力級選手に成長、西武に移籍の中村祐太投手も登板数が大幅に伸びた。
昨年も同様の傾向は続く。
巨人に移籍の田中瑛斗は、過去4年間で合計10試合しか登板していなかったのに、巨人では62試合に登板。
シュートを武器に幾度も巨人のピンチを救った。
もちろん移籍後も活躍出来ず退団に至ったり、二軍に埋もれたままの選手も多い。
しかし、上記に掲げたように、新天地で水を得た魚のように活躍する選手も確かにいる訳で、12月9日に開催される今年も注目される訳である。
大きく化けた選手以外でも、前年に比べ数字を伸ばした選手も複数いる。
チーム事情で出場機会に恵まれない選手にとっては、大きなチャンス。
活躍の場さえ与えられれば十分戦力になる選手がいるはずだ。
補強ポイントに合致する選手を獲得することで、球団としても戦力アップが見込める。
球団にとっても選手にとっても、現役ドラフトはメリットが大きくなっている。
尚、今年から一部ルールが改正されるらしく、内容は12月上旬に発表とあるので、まもなく新ルールが発表されるだろう。