影無茶のスポーツ24/7

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ドラフト会議 くじ運の強い球団はずっと強い くじ運の弱い球団はずっと弱い

プロ野球ドラフト会議が行われました。

我がジャイアンツは奥川君を指名する正攻法。

でもねえ、とにかく巨人はくじ運が悪い。

大方の巨人ファンは今年もダメなんじゃないかとの予感がしていたと思います。

結果は案の定。

これは全国のジャイアンツファンの負のエネルギーが原監督に乗り移ってしまったのかもしれません。

来年からは必ず当たりくじを引く引く引く引く引く引く引く引くと皆で念じましょう。

面白いのは佐々木がパリーグ4球団。

奥川がセリーグ3球団・・・と綺麗にわかれたこと。

これは偶然とは思えないですね。

面白い。

ジャイアンツは外れ1位の東芝宮川哲投手もライオンズと競合でハズレ。

まさか競合するとは思っていませんでした。

ライオンズが宮川を指名したとわかった瞬間の原監督の表情・・・。

その表情を見た瞬間、あっ、これはまた外すな・・・っと。

案の定。

それにしてもマーリンズのくじの強さ。

与田監督の強運。

スワローズのくじ運も伝統的に強い。

くじ運に強い球団はずっと強いし、くじ運が弱い球団はずっと弱いですね。

ジャイアンツ1位指名の青森山田の堀田投手。

VTRを見ましたがいいんじゃないですか!

これは良いんじゃないでしょうか。

あとはとにかくスカウトの眼を信じましょう。

ネームバリューの高い選手以外でもいくらでもプロで活躍している選手いますからね。

戦略が上手くいったのは、大学球界ナンバー1森下を一本釣り出来たカープ

それと圧倒的に目立つのがタイガースですね。

外れ1位とは言え西投手を抽選無しで獲得、2位に履正社の井上、3位に横浜のエース及川と、ネームバリュー、実力、将来性が揃った好指名。

矢野監督の笑顔が目に浮かびます。

大成功でしょうね。

でもこれからです。

数年後、今日指名された選手たちがどういった状況下におかれているか。

歴史が証明してくれます。

 

レッドブル・トロロッソホンダを応援し続ける記事 日進月歩 今年は我慢する

台風の影響が心配された鈴鹿グランプリですが、土曜日の予定をキャンセルするだけで、何とか開催することが出来ました。

今回の台風19号

各地で大きな被害が出ているようです。

被災地の皆さまには心よりお見舞い申し上げます。

台風が上陸する前には元気でおられた方や、未来の夢や希望を持っている多くの方が亡くなられてしまったというのは、言葉には表せない複雑な思いです。

ご冥福をお祈りいたします。

 

さて、鈴鹿グランプリです。

夏休み前に大きな進歩を見せたレッドブル・ホンダ。

マックス・フェルスタッペンが2勝、1ポール。

誰もが後半戦への期待を抱いたはずです。

ところが、僅か1か月の夏休みで情勢は再び大きく変化しました。

フェラーリの突然変異です。

バルセロナテスト当時からフェラーリの速さは評判となっていました。

しかしレースが始まるとメルセデスの安定感が際立ち、フェラーリレッドブルはレースに行けばほぼ横一線という感じでした。

ところが、夏休み明けのベルギー以降、5戦連続でフェラーリがポール。

優勝も3戦連続でフェラーリ、その後のロシア、今回の鈴鹿メルセデス

レッドブルは完全に3番手の位置になってしまいました。

レッドブルが停滞すれば、ヨス・フェルスタッペンのコメントが増える。

気持ちは分かるけど少し静かにしてくれよ・・・ってのが正直な気持ち。

現在の3強の状況を現すとすれば、

速さはフェラーリ

総合力はメルセデス

どちらも少しずつ劣るのがレッドブル

そんな印象です。

もちろん手をこまねいている訳ではありません。

スペック4PUの投入。

エクソン・モービルスペシャル燃料を使用。

当然コースごとにシャシーも調整を加え、マシンの最適化を図ります。

しかし結果は不完全燃焼の内容。

少し停滞期に入っていることは否めません。

でも、フェルスタッペン今季初優勝の時点を思い浮かべてみると・・・。

直前のフランスGPまでは今と同様、重苦しい雰囲気に包まれていました。

レッドブルは今季これ以上の上昇は望めないのではという気持ちも正直ありました。

しかしフランスから僅か1週間後のオーストリアでフェルスタッペンが歓喜の優勝。

続くイギリスでも不得手とされるコースで大きな見せ場を作り、その勢いでドイツで再び優勝とホンダの復活に歓喜しました。

続くハンガリーではフェルスタッペンに初のポールをプレゼント。

レースではチーム戦略まで含めた、ハミルトンとの手に汗握る勝負。

F1の面白さを満喫出来ました。

その後、夏休みを経て、再び勢力図に変動が見られましたが、これだけの短いスパンでどんどんマシンの性能が変化していく。

逆の見方をすれば、残る4戦で何が起こるかわかりません。

日進月歩ならぬ秒進分歩。

過去に幾度も書かせていただいてますが、1985年のF1。

最後の3戦、ウィリアムズ・ホンダのナイジェル・マンセルケケ・ロズベルグ(息子がニコ・ロズベルグ!)で3連勝で有終の美を飾り、翌年以降の大躍進に繋げました。

なので、見出しには今年は我慢すると記しましたが、それは建前で(汗;)本音の部分では、フェラーリメルセデスにアッと言わせたい。

残る4戦の結果がどうであれ、来年は来年で勝負の年にしなければなりませんが、その兆しを見せて欲しい。

そう願うのでありました。

 

kagemucya.hatenablog.com

 

 

 

 

巨人、クライマックスシリーズ・ファイナルステージで阪神下して日本シリーズ出場決定!

5年ぶりにセ・リーグを制したジャイアンツ。

ファイナルステージでタイガースを下して6年ぶり日本シリーズ出場を決めました。

日本シリーズではソフトバンクとの対戦。

これが何と19年ぶりの対決。

前回長嶋氏と王氏が監督同士で対戦することで盛り上がったのはもちろん覚えていますが、そんなに前の出来事だったとは思いませんでした。

そりゃあみんな年を取りますね・・・。

過去、両チームが対戦した日本シリーズジャイアンツが圧倒していますが、今年はそう簡単にはいかないでしょう。

私個人としては前にも書きましたがリーグ優勝で満足しています。

ですが当然監督、コーチ、選手たちは日本一を目標としているでしょう。

日本シリーズでは短期決戦の面白さ。

野球の醍醐味を楽しみたいと思っています。

 

話をCSに戻します。

ファイナルステージの相手はタイガース。

シーズン最後に6連勝でカープを逆転。

ファーストステージでもその勢いに乗ってベイスターズ相手に初戦大逆転。

2戦を落としたものの最終戦に勝ってファイナル進出。

その勢い恐るべしという感じでした。

ブルペンを含めた投手力はタイガースの方が上。

打線は経験の差でジャイアンツ僅かに優位とは思っていました。

しかし野球は投手力と考える私は、先発の駒不足は大きなハンデと考えていました。

初戦をエース山口で制した物の、6試合で4勝すれば良い考えで戦いに臨む矢野監督。

アドバンテージ含めて2勝となった段階でも、これで5分と真剣に考えていました。

こうして考えると第3戦の勝利は大きかったですね。

メルセデスがナイスピッチング!

元々6回までは安定したピッチングを披露するメルセデス

ところがそれを過ぎたら別人のように悪くなる。

この日も持って6回、短期決戦なので少しでも不調となれば早々に交代の目も。

しかしこの日のメルセデスは7回まで投げて点を与えませんでした。

今季ベストピッチかも。

大竹、デラロサとつないでタイガースに3塁を踏ませず6対0の完勝。

結果的に、このメルセデスの好投がCS制覇を決定づける大きな要因となりました。

第3戦は勝てた試合でしたが、桜井が誤算。

シーズンで覚醒した桜井ですが、日本シリーズに不安を残すピッチング。

リーグ後半の不調が続いている桜井。

この内容では日本シリーズで先発は任せられません。

菅野は居ない物と考えるべきで、先発陣がいよいよ大変な状況です。

これでジャイアンツ3勝1敗(アドバンテージ含む)

もしも第4戦、西に抑えられて敗れた場合、流れがタイガースに行くパターン。

しかし5戦でジャイアンツが見せた継投は見事でした。

ここまでの3戦で投手陣の調子を見極めたベンチの投手起用。

各投手が見事これに応えるピッチングを披露。

タイガース打線は1点しか取れませんでした。

試合は、丸がまさかのセーフティスクイズを決めて勝ち越したリードを守り、ジャイアンツの勝利。

勝ち方に精通したジャイアンツがトータルとしてタイガーズを上回ったということなのでしょう。

よくここまでたどり着いたなというのが正直な感想。

日本シリーズは挑戦者の気持ちでホークスに挑んでいくことでしょう。

どんな戦い方を見せてくれるのか。

初戦は山口先発確実ですが2戦以降はどんなローテで組み立てるのか。

菅野の復帰は成るのか。

過去の日本シリーズとは違った見方で観戦してみたいと思います。

CSファイナルステージの結果

スコア

10月9日   対タイガース  5対2  〇

10月10日  対タイガース  6対0  〇

10月11日  対タイガース  6対7  ●

10月12日  台風により中止

10月13日  対タイガース  4対1  〇

打者の成績

亀井    15打数5安打  .333  打点1

坂本    16打数4安打  .250  打点2

丸     10打数3安打  .300  打点3

岡本    15打数8安打  .533  打点7

阿部    11打数3安打  .273  打点1

ゲレーロ  10打数3安打  .300  打点4

田中    13打数1安打  .077

大城     5打数2安打  .400

小林     3打数0安打  .000

陽      4打数1安打  .250  打点1

炭谷     3打数0安打  .000

山本     3打数1安打  .333

重信     3打数1安打  .333

若林     4打数1安打  .250  打点1

石川     1打数0安打  .000

CSチーム打率 123打数33安打 .268

投手成績

10月9日   山口     7回1/3  自責点

10月10日  メルセデス  7回     自責点

10月11日  戸郷     3回     自責点

10月13日  高橋     5回     自責点

CS先発防御率    22回1/3  自責点3  防御率1.21

CSブルペン防御率 13回2/3  自責点7  防御率4.61

CS投手陣防御率   36回     自責点10 防御率2.50

 

シーズン通して、ここ一番で踏ん張ったジャイアンツ。

正直この投手陣でよくリーグ優勝、日本シリーズ進出を成し遂げました。

選手たちはもちろん頑張りましたが、やはり原監督!

人心掌握術、勝負どころの采配、選手起用法。

彼がいなければ、果たして優勝できたかは疑問です。

さすがでしたね。

ではまた。

 

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W杯ラグビー 日本代表因縁のスコットランドを下して史上初の決勝トーナメント進出!

大型台風19号の上陸により甚大な被害を受けた日本列島。

その影響で中止も検討された今日の日本対スコットランド戦。

試合前中止の可能性に対し批判を繰り返したスコットランド首脳陣と協会。

ノーサイドでなくて試合前なら何を言っても良いのかと正直げんなりしていました。

もしかしたらヨーロッパでは台風なるものを経験したことがなくて(モンスーンもハリケーンも)これほどの被害をもたらす想像が出来ていなかったのかなと思ったりもしていましたが・・・。

ただこの一連のスコットランドの対応が、日本代表と日本代表サポーター、日本国民の心に更なる結束をもたらすに違いないと考えてもいました。

この流れは間違いなく日本代表が勝って決勝トーナメントにいくパターン。

そう信じて疑わずに試合を見ることが出来ました。

仕事の関係で前半20分過ぎからの観戦。

この時点ですでに14対7とリードしている!

一気に気持ちが高揚して画面にくぎ付け。

画面から日本代表の勢いがあふれ出てきてました。

前半終了間際にはゴロキックを福岡が確保してトライ。

ゴールも決まって21対7。

後半も開始早々、またも福岡が相手ボールを奪い取ってそのままキャッチ。

追いすがるスコットランド選手に影をも踏ませず独走でトライ。

ゴールも決まって28対7。

ボーナスポイントも1点獲得。

例え負けても7点差以内のボーナスポイントも見えてきて、進出に大きく近づく値千金のトライで、完全に勢いは日本代表にありました。

その後スコットランドが意地を見せてスピードとフォワードの強さで2トライ2ゴールを返された時はさすがに凍り付きましたが、サポーターの気持ちが通じましたね。

日本代表魂の守りで、最後相手スクラムからターンオーバーしてボールを奪う。

残り時間はもう1分少々。

あとはボールをキープするのみ。

スタンドからはいよいよ秒読み。

おそらく全国の日本代表応援団も決勝トーナメント進出へのカウントダウンをしていたことでしょう。

そして迎えた80分どらの音。

ボールをけりだしてノーサイド

やりましたねえ、素晴らしい戦いでした。

後半牙をむいてきたスコットランド代表に堂々たる勝利。

初戦ロシア戦でエディージャパンが懐かしいと書いたのが恥ずかしいその後の3試合。

鮮やかなランニングラグビー

相手スクラムに対し、優位に立てるフォワード陣。

よくぞここまで本物のチームに仕上げてくれました。

ジェイミー・ジョセフジャパン!

4戦4勝でトップ通過。

これぞ日本ラグビー

世界の強豪仲間入りの扉を開きました。 

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クライマックスシリーズファイナルステージ初戦 巨人が阪神を下して2勝0敗 これで5分と見るべき

クライマックスシリーズファーストステージ。

リーグ戦最終戦カープを抜いて3位に突入したタイガース。

6連勝でCS進出を決める離れ業。

この勢いは侮れません。

5年前にジャイアンツは下剋上を許してしまいました。

ファイナルステージ4連敗。

当時ジャイアンツのチーム力が下り坂だったのは確かですが、まさかの結果でした。

今季は、リーグ戦でタイガースに対して15勝10敗。

対戦5球団の中では最も貯金を稼いでいます。

しかし短期決戦はなかなか額面通りにはいきません。

まずは初戦をどう戦うか。

特にジャイアンツにとっては初戦を勝つことで優位に立ちたい。

アドバンテージ1勝を合わせて初戦勝てば2勝になります。

こうなるとタイガースが下剋上を決めるには残り4勝1敗が必要。

どう考えてもジャイアンツが圧倒的に優位に立つ構図となります。

しかし初戦の先発を見ると、どうもタイガースは初戦負けても止む無しと考えていたふしがある。

ジャイアンツは山口で初戦勝って2勝0敗の形を何としても作りたい。

タイガースの勢いを止めたいこともあるでしょう。

それは見事に功を奏しました。

最後デラロサが情けなかったですが田口が締めて予定通り。

しかしタイガーズの先発は望月。

ファーストステージは西、青柳、高橋遥人の順番でした。

それぞれが投げた回数は0回、4回、3回。

西は投げて投げられない訳ではない投球回数。

それでも先発は望月。

今季8試合の登板で先発は5試合。

成績は1勝1敗。

ポストシーズン初登板。

これでジャイアンツ負けていれば5年前の再現も有り得る状況に陥ったでしょう。

そうなんです、語弊はありますが、矢野監督、初戦の負けは計算づくです。

エース山口相手に勝つ確率は高くない。

もちろん勝つに越したことはありませんが、残り5試合を4勝1敗で行く算段を考えているに違いありません。

2戦目の先発はジャイアンツがメルセデス

タイガースは高橋遥がCSファイナル第三戦から中1日で登板。

今季対巨人戦4試合登板で1勝2敗。

防御率は2.73。

その後も西、青柳と来て、どうでしょう、岩貞あたりも投げてくるかも。

タイガースはリードさえしておれば、ブルペンが充実しているので強いです。

ジャイアンツ油断はしないでしょうけど、簡単には勝たせてくれないと思います。

現段階で5分と思う位で丁度良いように思います。

メルセデスは6回までは気持ちよく投げられます。

その後はブルペン総動員。

この第3戦の勝敗は日本シリーズの行方を大きく左右することになりますね。

注目!

 

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