影無茶のスポーツ24/7

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フィギュア世界ジュニアをプロトコルから見る

いつのまにか世界ジュニアフィギュア選手権が終わっていた。

今回映像は見ていないが、プロトコルから見えてくる物を思いつくまま記させていただく。

女子も男子も上位3人がそれぞれロシア、アメリカの独占となった。

特に女子は復権を目指すロシアの本気が見えてきてピョンチャンに照準を合わせている感じが見てとれる。

1位エレーナ・ラディオノワ

2位ユリア・リプニツカヤ

3位アンナ・ポゴラリヤ

日本の宮原、本郷はそれぞれ7位、9位という結果だ。

ロシアの3人はSPでそれぞれ5位、4位、2位からアンナ・ポゴラリヤを除いて順位をあげてきている。

ロシアの3人だけがフリーで100点を超えていてレベルの違いをみせつけている。

プロトコルを見ても、この3人はジャンプでミスらしいミスをしていない。

エレーナは最初のジャンプだけダウングレードをくらっているが、後半演技の加点やらなんやらで技術点がただ一人60点を超えている。

他の二人も同様で大きなミスなく、点をとっているが、特に上位の二人は演技構成点でも50点を超えており、ちょっと抜きんでているように思う。

ジャンプだけでなくステップ、スピンでも高いGOEをもらっていて文句のつけようがない。

ひとつ難を言えば3人ともフリップジャンプでwrong edge判定をもらっている事だ。

私みたいな素人は見ていてもまずわからない事なので、プロトコルだけ見て書いているのでえらそうな感じで申し訳ないのだが、これはロシアにとっては頭痛の種なのではないか。

日本の二人だがそれぞれダウングレードを三つもらっており、ちょっと苦しい。

宮原は演技構成点は高い水準なのでジャンプの出来が全てだったのだろう。

まあ、それにしても今回プロトコルを見る限りロシア3人娘は他の同世代ライバルから1歩も2歩も先を行っているなあというのが私の印象で、最初にも書いたがロシアの力の入れようが伝わってきた今回の女子って感じだ。