知り合いの阪神ファンが藤浪が好投したヤクルト戦を見にって喜んでいた。
それは当然の事で私もまさかここまで早く藤浪がローテに入ってくるなんてちょっと想像していなかったので驚いている。
広岡氏があの投げ方ではその内故障する・・・と言ってたのが強烈な印象として残っているからだと思うけども。
それにしても見事なデビューで、このまま大きな波もなくある程度シーズンを通して投げる事が出来れば、菅野断トツと思われている最優秀新人に大きなライバル誕生といった感じではある。
私は生粋のジャイアンツファンであるが、これは本心である。
さらにはヤクルト小川もこれまた良いスタートをきっており、現在の状況は菅野が頭ひとつリードしているものの余談を許さない状況であると言って差し支えないだろう。
まあ、菅野は最優秀新人以外にも狙える名誉がある・・・が。
そこでこの3人を定性情報ではなく定量情報でちょっと比較してみる。
最近野球でも昔からある数値以外に様々な指標が出されてきて、それがなかなか面白い。
まだ開幕して僅かだが逆に言えば今だからこそこの3人を比較できるのでとも思い、ちょっとネットで探して数字を拾ってきた。
まずはポピュラーな試合数、勝ち、負け、防御率。
菅野4試合3勝0敗1.86
藤浪4試合2勝1敗0.86
小川3試合2勝0敗1.89
■投球回数、奪三振、与四球、
菅野29イニング31三振3四球
藤浪21イニング19三振9四球
小川19イニング15三振6四球
■P/IP(イニング平均投球数)WHIP(イニング何人走者を出した)
菅野14.8球、0.62
藤浪15.3級、0.95
小川15.4級、1.00
■K/BB(コントロールが良く多くの三振が取れる)
菅野10.33
藤浪2.11
小川2.50
これは数字が高いほど優秀で3.5を超えると優秀。
1.5を下回ると危険だそうです。
現時点では菅野ずば抜けていますね。これは新人に限らず凄い数値です。
■HR/9(1試合の間に何本ホームランを打たれるか)
菅野0.92
藤浪0.43
小川0.00
■FIP(運や守備力に左右されない投手の実力・・・なんですって)
菅野2.40
藤浪3.22
小川2.49
これは数字が低いほど影響されない。つまり能力が高いらしい。
これらを見ると注目度が高いので我がジャイアンツの菅野がダントツのように思えるが、3投手ともほぼ均衡していると思えるんだがどうだろう。
これからもこの3人の登板は眼が離せないと言う事は間違いない。