ドラゴンズ3連戦第2戦。
ジャイアンツはサタデー菅野に代わって杉内を先発に持ってきた。
杉内は7イニングを投げ被安打5自責点2奪三振6与四死球1投球数も102球と決して少なくはないが多すぎる事もなく、試合を作った。
しかしジャイアンツはチャンスに凡退、オーバーラン、併殺と得点に結び付ける事が出来ず0-2の敗戦となってしまった。
特に8回のボウカーにもしタイムリーが出て追いつくなり逆転するなりして勝利しておれば、今の好調ぶりに加速がついて再び独走に持ち込める勢いを得るところだったが、そうは甘くはなかった。
幸いタイガースも敗れてゲーム差は3.0のままだったが、この差は安堵するには最低限の差であり、出来ればこのラインを下回るような心臓に悪い事にはならないで欲しいというのが本音だ。
ついにサンデー内海もローテ変更と相成った。
間違いなくこの変更はタイガース戦を睨んでの物であり、いよいよ前半戦の天王山タイガース6番勝負に向けてもう死んだふり(?)はしない!という原監督の絶対勝つ!という意識の表れとみる事が出来るだろう。
これで25日からのカープ3連戦は菅野、内海を投入。
残る一人だがアウェイではあるがタイガース戦に実績のある宮國を復帰という目が出てきた。
このカープ3連戦の先発はそのまま1週後のタイガース戦の先発となる。
自動的に3位カープ、2位タイガースに投入する3人はジャイアンツが誇る6人の先発陣の中でも表3人と言うべき存在となるわけだ。
菅野も内海も今シーズンはタイガース初対決。
クライマックスシリーズに向けこのままタイガースにやられる訳にはいかない。
いよいよジャイアンツが勝負に出る!