しつこいほど書いて恐縮だが、後半戦開始前にスポルトで阿部と内海が料理屋で対談した時に、「後半戦内海が6勝出来たら優勝」と語った阿部。
その内海が今日のDeNA戦で後半戦6勝目到達!
優勝は既定の事実状態だが阿部の言葉が実現した瞬間だ。
しかも内海はこれで12勝目(5敗)をマーク。
絶望的だった3年連続最多勝争いに殴り込みをかける事になった。
残り3~4試合の登板機会があるだろうし可能性は充分にある。
3勝をあげているヤクルト戦、2勝をあげている広島戦を共に7試合残している日程からしても内海に風が吹いていると言えるだろう。
一部でミスター統一球と呼ばれ、まるで昨年、一昨年の最多勝は統一球だったから出来たように言われている内海。
確かに昨年、一昨年に比べると数字的には見劣るが、悪いなりに試合を作って勝ちをもぎとるあたりはさすがジャイアンツのエースである。
オールスター前までは3.44だった防御率が今日の試合後は2.93まで改善されてきた。
先発6人衆の中で澤村、ホールトン、宮國が思うような数字を出せていないだけに、なんだかんだ言っても内海の頑張りはさすがジャイアンツの屋台骨を支えてきた選手の一人だ。
このまま調子をさらに上げていって、ここまで来たら左腕初の3年連続最多勝を狙って欲しい。