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【日刊ベースボール】画期的?無謀?プロ養成野球部・芦屋学園の試み

何気なく読んだら、何か画期的な試みを策する高校の記事だった。

その名は学校法人芦屋学園

ホームページを見ると昭和11年設立の幼稚園から大学まで一貫した学校である。

ここの高等部が来年高校野球連盟に加盟しない硬式野球部を新設すると発表した。

甲子園は目指さない。

初めからプロ野球選手、大リーガーを目的とする野球部だと言う。

加盟しないという事は甲子園はもちろんの事、連名に加盟している高校野球部との試合も出来ないという事になる(らしい)。

でもって、実戦経験はどうするか。

これがクラブチームとの対戦や、関西独立リーグ兵庫ブルーサンダーズの一員となって他のチームと対戦するというのだ。

関西独立リーグが4球団)

さらには高野連に加盟していないので、元プロ野球選手からの指導も緩和されたとは言え、問題のプロアマ規定に縛られない形で受けられる。

現実にこのプロジェクトには元タイガースの片岡氏、平田氏が関わっている。

氏らの人脈でその他の元プロ選手が指導に当たる事もあるだろう。

やはりそういった元選手たちによる指導は魅力的だ。

甲子園では投手の連投の問題や、炎天下での連戦。

学生スポーツにおいては体罰など多くの問題を抱えている。

そういった事に一石を投じる芦屋学園の試み。

将来プロ野球選手を目指す球児にとって魅力的に映るのかどうなのか、私には正直わからない。

しかし、そんなの無理に決まってるやん・・・って無視するのではなく、この試みの今後の展開を見守っていきたい。

そう思った。