夏の選手権予選たけなわですが、雑感を二つ。
センバツでも素質の片りんを見せ、当然夏の選手権でも有力候補の1校でした。
ところが好事魔多し。
何と大会前に左太もも裏肉離れ。
ジャイアンツの内海投手が復帰戦で痛めたいわゆるハムストリングスという物でしょうか。
準決勝でも登板を回避して3-4で破れた県岐阜商。
高橋最後の夏は結局1イニング3分の2を投げただけで終わることになりました。
これは本人はもちろん、監督も辛かったでしょうね。
さらには甲子園を、果ては全国制覇を夢見てきたチームメイトにとって心境はいかばかりかと思いやってしまいます。
高橋投手の未来を、登板させなかった事でつなげさせた監督は指導者として素晴らしいです。
おそらくチームメイトも高橋がいなくてもベストを尽くして出来る限りのことを施し悔いのない戦いを繰り広げたと思います。
甲子園にはでられませんでしたが間違いなく、それに勝るとも劣らない経験が出来たに違いありません。
高橋投手もプロで活躍する姿を見せる事が監督、チームメイトへの恩返しになるでしょう。
期待したいです。
埼玉滑川総合高校馬場優治選手。
動画サイトを見て、想像をはるかに超えたヌンチャク打法に仰天しました。
見出しでヌンチャク打法とあり、興味半分で動画を見た訳ですがすごいですね。
ヌンチャクと言われる部分だけでなく、彼の一挙手一投足が素晴らしい(笑)
それが無理でなく自然にリズムとして彼の動きに馴染んでいる。
その所作の全てがタイミングをつかむための一連の流れになっている。
見ていて思わす大笑いしましたが、その笑いは尊敬の意味も含めた笑でした。
まだ言っても高校生。
受けているのもわかっているでしょう。
とにかく明るい安村も元は高校球児。
馬場君も受け狙いの気持ちがあっても全然不思議ではありません。
しかしそれ以上に彼のバッティングフォームの一部に刷り込まれている。
もっと見たかったですね。
思った通り、県高野連が注意を与えるそうです。
注意を与えることについて何も言う気はありません。
ただ、思った通りだなあっていう感想です。
いやあ、しかし素晴らしかった。
馬場君凄いよ。