センバツの重要な資料となる秋季大会。
今日は19日から開幕する近畿大会を見てみたい。
いつものように府県別に出場校を掲げる。
兵庫①報徳学園②三田松聖③市川
和歌山①智弁和歌山②海南
以上16校。
近畿は大阪、兵庫は毎年3校出場するが、他の4県は持ち回りで2校出場の年がある。
今年は京都と和歌山が2校のみの出場だ。
出場校数についてはブロック事に考え方が違うのが不思議に思う。
センバツ出場枠は6校。
特別枠で7校選ばれる可能性もある。
ベスト4プラスベスト8から地域制も加味されながら2校で合計6校。
この選出にあたってはもめる事が多いようだ。
今年の近畿勢ははっきり言って振るわなかった。
センバツも夏もほとんどの高校が初戦で姿を消してしまった。
この傾向が来年も続くのか、それとも再び上昇に転ずるのか、秋季大会の試合ぶりが一つの目安とはなるだろう。
顔ぶれを見ると、今夏の選手権に出場したのは福知山成美ただ1校。
16校の内1校だけというのは何となく今年の近畿勢の不振を表わしているようにも思える。
しかし復活を目指す古豪の顔も見られる。
特に注目されるのは平成21年を最後に甲子園から姿を消しているPL学園だ。
しかし、不祥事が重なり今回ベンチには野球経験のない校長先生が監督として入る異常事態だ。
校長先生には悪いが監督の占める割合の高い高校野球ではこれはあまりにも不利である。
初戦の福知山成美戦はいきなり厳しい相手と言わざるを得ない。
あの怪物江川が甲子園で初めて対戦したのが北陽だ。
かつては甲子園の常連だったが、今回7年ぶりの近畿大会出場だ。
あとは何と言っても高島監督率いる智弁和歌山。
今年は春も夏も出場できず、クリープを入れない珈琲なんて・・・状態だったが、堂々和歌山1位で秋季大会出場だ。
組合せを見るとベスト4までは比較的与し易いように思えるが・・・。
こうやって見てくると、2位校と4府県からでている3位校の差は大きそうで、ベスト4候補を上げると、
自信はないけれど。