来年のセンバツ高校野球の重要な資料になる各地区秋季大会が近付いてきました。
来週あたりでほとんどの地区で出場校が決まりますが、今日は近畿勢について記させていただきます。
近畿勢は近年大阪勢を別格として全体的に不振でしたが、今年のセンバツは復活の気配を見せてくれました。
しかし、夏は昨年までの傾向に逆戻りしてしまいましたが、大阪桐蔭の全国制覇で不振は影に隠れてしまいました。
果たして新チームの近畿勢の実力は・・・。
京都のみ雨の影響を考慮し決勝戦を7日に順延しましたが、3位決定戦は行われたため出場校は全て決まりました。
府県別の出場校は以下の通りです。
滋賀①近江②北大津
奈良①天理②奈良大付
和歌山①箕島②和歌山東③日高中津
お馴染みの名前が並んでいます。
近江、報徳学園、神戸国際大も今年センバツ、選手権どちらかに出場しています。
その他にも北大津、箕島、PL学園などお馴染みの名前も見えます。(PLは相変わらず校長先生が監督ですが)
新鮮味には欠けるかもしれませんが、実力校が順当に勝ち上がってきたようです。
智弁和歌山、智弁学園の両智弁、ならびに春に強い履正社が見えないのはさびしいですが・・・。
それにしても大阪桐蔭は選手権優勝で新チーム始動は遅れるのが普通ですが公式戦31連勝。
かつて大阪7強、大阪20強と言われていた時代がありましたが今は大阪桐蔭1強時代と言ったら言い過ぎでしょうか。
近江、龍谷大平安、大阪桐蔭には選手権大会で甲子園経験のある投手がエースとして投げています。
特に伸びしろを期待したいのが近江の小川投手です。
今年のセンバツで近畿勢唯一出場のなかった滋賀県勢ですが、小川投手を擁する近江は近畿大会はもちろん、センバツ大会に出てきても注目されるでしょう。
10月14日抽選、10月18日開幕です。