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フィギュアスケート、GPシリーズ残すは2戦、高橋はファイナルへ行けるのか?

フィギュアGPシリーズがついこの前に始まったばかりと思っていたら、早くも残り2戦。

そろそろファイナル出場6選手が見えてきた。

高橋選手はファイナル進出が成るのか、他の日本選手は?

その可能性を探ってみた。

ファイナルの出場条件をおさらいしてみる。

GPシリーズ6戦の合計ポイント上位6選手。

○複数の選手が同点で並んだ場合は最高順位の高い選手。

○それでも同じの場合はスコア合計の高い選手。

となる。

4戦を消化した段階での男子で、ファイナルに行ける可能性がある選手のポイントと合計得点を以下に記する

高橋大輔       2試合 24P 504.52点 最高順位1位

織田信成       2試合 24P 486.16点 最高順位2位

町田樹         1試合 15P 265.38点 最高順位1位

パトリックチャン   1試合 15P 262.03点 最高順位1位

エンカン        1試合 15P 245.62点 最高順位1位

マキシムコフトゥン  1試合 13P 238.65点 最高順位2位

羽生結弦       1試合 13P 234.80点 最高順位2位

ミハルブレジナ       1試合  9P 218.32点 最高順位4位

ハビエルフェルナンデス 1試合 7P 230.45点 最高順位5位

リチャードドーンブッシュ 1試合  7P 218.57点 最高順位5位

ジェイソンブラウン     1試合  7P 231.03点 最高順位5位

残念ながら小塚選手は2試合消化で16Pなのでファイナル進出は絶望だ。

他にアダムリッポン選手も2試合で20Pなので上の表から除外している。

デニステン選手は1試合のみの出場だが、スケートアメリカを欠場しており、9Pが最終得点となる為ファイナルは出場できない。

高橋、織田は現時点では24P獲得しているが、あと1試合残している選手の成績によってファイナル出場が成るかどうかが決まる状況だ。

上記に掲げた1試合組みの選手だが、パトリックチャン、エンカン、羽生、ミハルブレジナ、ジェイソンブラウンが次戦のエリック・ボンバール杯に、

町田、マキシムコフトゥン、ハビエルフェルナンデス、リチャードドーンブッシュが最終戦ロシアのロステレコム杯にそれぞれ出場する。

尚、あのエフゲニープルシェンコが最終戦にエントリーしているが、どうも棄権するようで誠に残念だ。

こうして見るとエリックボンバール杯のレベルの方が高そうで、町田にとっては絶好のチャンスと思われる。

そのエリックボンバール杯は羽生の現在の出来から見て、チャンの優勝は固く、15P追加して30Pとなりファイナル進出は間違いない。

羽生も2位なら26Pとなりファイナルだが万が一3位にでもなれば24Pとなり条件では織田と並ぶ事になる。

この場合、251.37以上の得点が必要となり、3位でこの得点は出ないと思われる。

羽生にとっては2位以上がファイナル進出の絶対条件だ。

エンカンは未知数で、まだ17歳、中国杯でパーソナルベストを出してきた選手でいわば伸び盛りという感じだ。

未知の魅力はあるだろうが、やってみなければわからない。

エンカンはもし3位に入れば26点獲得となりファイナル出場に大きく前進する。

ロステレコム杯は覚醒なった町田がハビエルフェルナンデスと伸び盛りのマキシムコフトゥンとの争いの中で少なくとも表彰台は確保すると見て、最低でも26点は獲得出来るだろう。

ただ、もしコフトゥンが優勝すると28点という高得点となり日本勢にとってはちょっと大変な事になる。

フェルナンデスは優勝しても22点どまりで苦しい。

最後に残り2戦の予想だが、

エリック・ボンバール杯は1位チャン、2位羽生、3位エンカン。

ロステレコム杯は1位町田2位ガチンスキー3位コフトゥン

とする。

ポイント争いはチャン30P、町田30P、エンカン26P、羽生26P、高橋24P、織田24P、コフトゥン24Pとなるが、高橋はNHK杯優勝でファイナル進出確定となり、最後の椅子を廻って織田とコフトゥンのポイントでの争いとなる。

この場合、コフトゥンが織田を上回るには247.52以上が必要で余程ハイレベルにならないと3位でこの点数は出ないのでぎりぎり織田が滑り込む。

と、やや日本選手に寄った予想だがこうなった。