影無茶のスポーツ24/7

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世界陸上2日目:予選通過するのが大変な状況で福島見事な激走

世界陸上が始まりました。

ドーピング問題に揺れ続ける陸上競技ですが、より早く、より高く、より強くを生身の身体で争うシンプルさは誰にでもわかりやすく、あらゆるスポーツのルーツと言っても過言ではないでしょう。

それにしても日本男子のコンディショニングの悪さはどいうことでしょう。

ただでさえ身体的能力に劣る中、科学的トレーニングというか、ピーキングも含めてその部分でも遅れをとっていてはとても戦える状況ではありません。

そんな中、福島選手の予選レースは素晴らしかった。

自己の日本記録に0,02秒差まで迫る激走は見事でした。

正直タイムで拾われるプラス3人に入れば・・・と思っていました。

ただ、気まぐれな風が吹き、いつ向かい風が吹いてもおかしくない状況。

運不運が影響を与えるのはちょっとなあ~って思っていた中始まった予選7組。

いやあ、素晴らしかったですね。

最後まで上位3人の中で走り抜け、4位以下の選手達と明らかな差をつける激走でした。

今大会、トラック競技は予選からヒートアップです。

タイム的にも予選と思えぬ好タイムの連発。

男子400M予選2組なんか上位二人が共に43.93という決勝の記録かと見間違うほどのハイレベル。

その他のトラック予選も押し並べて好記録連発。

有力選手でもちょっと油断するとタイムで拾われる順位になってしまいそうになる大激戦です。

最初にフィールドの砲丸投げ予選での記録が伸びない低レベルな争いを見ただけに余計トラックの厳しいレースが目立ちました。

それにしても女子選手達のおしゃれによる自己主張は凄いことになってますね。

いや、それ走るのに邪魔になんない?って思うような物から、そのセンスどうしても受け入れられないなあ~てな物まで、どこまで派手になっていくのでしょうか。

さあ、今の時点であと3時間後に迫った男子100M決勝。

予選ではガトリンのリラックスした走りが凄く良く見えました。

復帰間もないボルトはちょっと走りが固い気がしました。

両者の走りを見る限りガトリン、ボルトに勝つ千載一遇のチャンスではないでしょうか。

さあ、まもなく・・・。