柔道世界選手権。
結果を見ずに女子52キロ級と男子66キロ級決勝をテレビ観戦。
阿部詩選手が先に世界柔道2連覇に挑んだ志々目愛選手に延長で内また一本勝ち。
続いて阿部一二三選手が勢いに乗るカザフスタンの伏兵セリジャノフに一本勝ち。
兄妹アベック優勝の快挙です。
二人とも攻めに徹する攻撃柔道。
見ていると常に先手を取って攻め続けるので敗戦の二文字が思い浮かびません。
大舞台になると力を出し切れない選手が多い中、この二人は溌剌としています。
実に頼もしいですね。
阿部詩の52キロ級は国内群雄割拠状態なので東京に向けて予断を許しませんが、18歳の若さは大きな武器で、まだまだ伸びしろがありそうで、代表争いで頭ひとつリードしたと言って良いでしょう。
兄の一二三は完全に世界からマークされる存在になりましたが、こちらも典型的な有言実行タイプ。
しばらくは兄妹でワイドショー引っ張りだこに間違いありませんが、この二人はそういった番組に出て多少羽目を外しても全く心配ないでしょう。
今までにないタイプの選手が出てきましたね。
性格的にも東京に向けて阿部兄妹は視界良好です。