はてなブログに移行してから私はあまり競馬予想について書かなくなりました。
ひとつには、他に鋭い分析やデータにより的確な予想記事を書いておられるブロガーさんがたくさんおられるので、私のようないいかげんな考え方に基づく予想を書くのが恥ずかしくなったこと。
ひとつには、最近は馬券の買い方に重点を置くようになり、予想は他の方のしるしを参考にして購入するパターンが増えてきた。
ということで、あまり競馬の記事はアップしなくなったわけです。
とは言うものの、中学生の頃からスポーツとして競馬を見続け(タニノムーティエとアローエクスプレスの決戦あたりから)その変遷を見てきた私にとって、最近の外国人ジョッキーの席捲ぶりには半分驚き、半分呆れているというのが率直な気持ちで、少しだけ思いを書かせていただこうと思った次第です。
外国人ジョッキー成績
競馬ファンなら今更感がぬぐえないと思いますが、少し羅列させていただきます。
- ルメール 707戦197勝 勝率.273 連対率.446 複勝率.574
- Mデムーロ 581戦138勝 勝率.238 連対率.427 複勝率.552
- モレイラ 175戦 64勝 勝率.366 連対率.509 複勝率.623
- Cデムーロ 59戦 8勝 勝率.139 連対率.237 複勝率.356
- ムーア 43戦 10勝 勝率.233 連対率.419 複勝率.558
- ビュイック 11戦 1勝 勝率.091 連対率.273 複勝率.273
とんでもない数字・・・
モレイラの勝率なんて野球なら首位打者並で競馬では考えられません。
特筆すべきは複勝率。
デム・ルメにモレイラ、ムーアの複勝率は化け物級です。
馬券を買うにあたりこの4人の誰かを3連軸にすれば的中に近づく状況。
このような現象は様々なメディアで分析されていますが、結局は日本人ジョッキーとの技術の差という結論にたどり着くようです。
馬主さんも外国人騎手に乗り替わった途端に馬が変わったように勝ち上がる訳ですから、乗り変わりが発生するのも無理有りません。
基本的には4コーナー回ってから馬にどれだけ余力を残せているのか。
逃げていても、中団に付けていても、後ろから行っても、結局は如何に気持ちよく馬を走らせて、最後にスパートをかけられるか。
これが全てだと思います。
外国人ジョッキーはこれに長けているのでしょう。
日本人騎手で対抗出来るのは川田、武豊、福永などごく一部。
G1も益々外国人騎手の天下。
外国人騎手が上手い➝勝つ➝有力馬の依頼が増える➝人気上昇➝期待に応える。
この繰り返しです。
結果ほとんどが人気になる。
配当が低い。
モレイラが来年、もし騎手試験が受かればいきなり年間200勝も夢ではない状況。
日本人ジョッキーの奮闘努力を期待します。