先週は投打のバランスに優れたベイスターズと前評判の高いドラゴンズとの6連戦。
これで他球団と一通り対戦が終わったが全て勝越しの10勝4敗は上々の出来だ。
3連戦の初戦を全て白星でスタート出来たのが大きく、菅野はともかく戸郷の活躍は見事というしかない。
さらに先週は菅野が完封、桜井が8イニングを投げて多少ではあるがブルペンの負担を軽減することが出来た。
しかし田口が足の張りを訴えて登録抹消。
デラロサも日曜日に緊急降板。
どうやら田口の変わりは今村のようだが、デラロサの変わりはいない。
もし復帰が長引くようだとブルペン陣全員でカバーしなければならない。
打撃陣は坂本の調子が今一つだが、丸の調子が上がってきたのは大きい。
シーズン前に試合数が少ない今年は4割打者が生まれるのでは・・・との展望が語られ、その場合誰がって話になった時に丸の名前が上がっているのを見た。
私は10回に制限され、ブルペン陣を惜しみなく投入できる今シーズン、4割打者など出る訳ないと思っているが、それを抜きにして丸の調子が上がってきたのは心強い。
あと何と言っても岡本だ。
打率.414 本塁打5 打点12 現時点で堂々のチーム3冠。
昨年は同じ15試合経過時点で本塁打が6、打点16と今年より上回っていたが、打率が.246だった。
今シーズンはここまで無安打は2試合のみ。
コンスタントに打てているので本塁打も打点もどんどん積み重ねられるだろう。
原監督が監督通算で長嶋終身名誉監督にならぶ1034勝。
今シーズン中に歴代1位川上監督の1066勝を抜くのは時間の問題だ。
先週の結果
スコア
6月30日 対ベイスターズ 5対2〇
7月 1日 対ベイスターズ 3対5●
7月 2日 対ベイスターズ 5対3〇
7月 3日 対ドラゴンズ 5対0〇
7月 4日 対ドラゴンズ 7対3〇
7月 5日 対ドラゴンズ 4対6●
主な打者の成績
吉川尚 12打数1安打 .083 打点0 .206
坂本 20打数4安打 .200 打点2 .273
丸 22打数8安打 .364 打点10 .228
岡本 22打数7安打 .318 打点2 .414
中島 16打数5安打 .313 打点3 .279
パーラ 20打数7安打 .350 打点2 .313
大城 15打数4安打 .267 打点2 .233
炭谷 7打数3安打 .429 打点3 .333
亀井 6打数2安打 .333 打点2 .240
ウィーラー 11打数2安打 .182 .182
陽 7打数0安打 .000 .267
増田 6打数1安打 .167 .182
北村 2打数1安打 .500 打点3 .364
重信 7打数2安打 .286 .308
週間チーム打率 190打数49安打 .258
※赤字は今季通算打率
投手成績
6月30日 戸郷 6回1/3 自責点2
7月 2日 桜井 8回 自責点1
7月 3日 菅野 9回 自責点0
7月 4日 田口 3回 自責点0
7月 5日 サンチェス 2回 自責点3
感想
日曜日にサンチェスが背信の投球で早々に降板。
次の試合に引きずらなければ良いが不安を残した。
田口の変わりは今村に頑張ってもらうしかないが、先発が最低6回、出来れば7回、あわよくば8回、本当なら完投して欲しい。
ブルペン陣は今季ここまで51回で自責点23、防御率が4.06。
これは不安な数字で現代野球ではブルペン陣が非力では優勝できない。
デラロサの体調が気になる。
今週はタイガースとスワローズの6連戦。
首都圏を離れてジャイアンツとしてはアウェイの戦いが暫く続くことになる。
タイガースはボーアが満塁弾を放つなど当たってきた。
チーム自体もカープに連勝と状態が上がってきた。
甲子園での初戦となり、開幕のお返しとばかりに向かってくるだろう。
侮れない。
ボーアはもはや開幕のボーアではない。
ジャイアンツとしては何としても初戦に勝ち、優位に立って3連戦を戦いたい。
※今年は以下に先週投稿した先週のジャイアンツ(つまり先々週のジャイアンツ)
並びに昨年同時期の先週のジャイアンツを過去記事として掲載します。
見て頂ければ幸いです。