実は今、大リーグエンゼルス大谷登板試合の中継中にこれを書いている。
DHではなく打者としても2番に入り打席に立つ歴史的な試合。
それだけでも凄いのに、打者としての第1打席、初球を捉えて打った瞬間入ったとわかる特大ホームラン。
いやはや何と言って良いのか。
凄すぎて現実とは思えない。
これで勝ち投手になれば今日は大谷記念日だ!(残念ながらそれは成らなかった)
さて日本のプロ野球。
オープン戦好調だった阪神佐藤だがプロの洗礼を浴びている。
昨日はスタメン落ちを経験。
しかし代打であわやの一発。
三振を重ねようが、あのスイングが出来る限りは敵に回れば怖い存在だ。
慣れてくれば、今シーズン30発は問題なくスタンドに放り込むだろう。
明日からジャイアンツは甲子園に乗り込んでタイガース3連戦。
寝た子を起こさないで欲しい。(決して寝ているとも思っていないが)
先週の結果
スコア
3月30日 対中日 3対3△
3月31日 対中日 3対5●
4月1日 対中日 3対1〇
4月2日 対ヤクルト 0対2●
4月3日 対ヤクルト 2対2△
4月4日 対ヤクルト 2対1〇
主な打者の成績
梶谷 25打数4安打 打点0 .160 .171
坂本 20打数4安打 打点2 .200 .226
岡本 22打数2安打 打点2 .091 .176
大城 20打数5安打 打点1 .250 .333
吉川 9打数0安打 打点0 .000 .000
重信 4打数2安打 打点0 .500 .400
廣岡 6打数1安打 打点1 .167 .167
立岡 2打数1安打 打点0 .500 .500
香月 2打数1安打 打点1 .500 .500
石川 1打数0安打 打点0 .000 .000
若林 7打数1安打 打点1 .143 .250
丸 15打数1安打 打点0 .067 .087
ウィーラー 21打数10安打 打点3 .476 .452
亀井 7打数2安打 打点0 .286 .333
中島 15打数5安打 打点2 .333 .313
※赤字は今季通算打率
週間チーム打率 191打数40安打 .209 .222
投手成績
3月30日 サンチェス 7回 自責点0 0.00
3月31日 井納 1回 自責点4 36.00
4月1日 高橋 7回 自責点0 0.00
4月2日 野上 6回 自責点2 3.00
4月3日 戸郷 8回 自責点2 1.80
4月4日 今村 7回 自責点1 1.29
※赤字は先発投手今季防御率
※赤字は今季通算防御率
感想
選手はじめヤクルト陣営にコロナ感染者が出て主力選手が出場できなくなった。
しかしそれが団結力を生みだすのがチームスポーツの良いところ。
開幕カード3連敗だったヤクルトが以降3勝1敗2分。
休みを余儀なくされた選手達も安堵したことだろう。
そんな中、ヤクルトの出来事は対岸の火事ではなかった。
我が巨人軍にも多くの感染者が出てしまった。
急きょ選手入替を行った訳だが、中島、丸、亀井、若林、ウィーラー、増田、北村が感染または濃厚接触で離脱。
上に記した打者成績を見ていただくと離脱は打撃好調の選手がほとんど。
ただでさえ点が取れない状態でスタートした今シーズンなのに正に緊急事態だ。
ところが昨日のヤクルト戦。
代わりに出場した選手の好守にわたる活躍で貴重な1勝。
ここでもチームスポーツの団結力の強さが示されることとなった。
プロ野球12チームは現在月に1度選手監督コーチ全員のPCR検査を行っており、今回ヤクルト、巨人と在京球団から多数の陽性者が出たことを考えると、今の東京都が発表する感染者数は実態を表していない気がするのは私だけだろうか(余談だけど)。
結果、先週は2勝2敗2分。
6試合で13点しか取れなかった打線。
菅野が大事を取って登録抹消した中での先発ローテ。
そんな状態で、この成績は御の字だ。
それにしても井納はダメだったねえ。
打ってくださいというばかりの高めの甘い球。
そりゃあ打たれるわ!
しかし井納もこのまま終わる訳にはいかない。
即抹消となったが、次の登板機会は存在価値を見せてくれ。
井納登板以外の8試合を見ると、これが何とQS率100%。
QSとは先発投手が6イニング以上投げて自責点3以下の場合を言い、QSが付くと先発投手の責任を果したという評価になる訳だが、9回で試合打ち切りの今年、先発がしっかり6回、7回まで試合を作れば負ける可能性は極めて低くなるということだ。
この頑張りが打線低調の中9試合で二つしか負けてない結果に表れていると言える。
勝てないが負けない。
負けないことは大切だ。
その分早くも引き分け3試合は想像以上に多いが・・・。
このペースで行くと計算上は年間40試合以上引き分けというペース。
ペナントレース大詰めの順位争いで、各チーム引き分け数が勝率争いで微妙に影響を与えそうな感じになってきた。
今週は阪神、広島と上位を争う両球団とのアウェイ6連戦。
今年を占う大事な1週間になる。
先週の先発はサンチェス、井納、高橋、野上、戸郷、今村の6人。
この内井納と野上が登録を抹消。
畠が間違いなく上がってくるが前回登板は2軍戦3月31日。
ここで15三振を奪う快投を見せた。
菅野は現段階で9日広島戦で復帰の予定。
なので明日からの6連戦は阪神戦がサンチェス、畠、高橋。
広島戦は菅野、戸郷、今村の順番となる訳だ。
投手陣はある程度計算が立てられるが甲子園の阪神は怖い。
佐藤も先発で出てくるだろうし近本の調子が上がっているのも怖い。
阪神は西➝伊藤➝秋山というローテーション。
坂本、岡本に当たりが戻るのは勝利への絶対条件だ。
まだ先は長いがシーズン最初の3連戦。
今後を戦う上で何としても叩いておきたい。
ではまた来週!