仕事以外全部趣味
実は原作(漫画)は未読と言って良い。
興味はあったがスポット的に読んだだけで筋として把握してはいない。
そんな状況で観てきたので原作との差異は全くわからないということを最初に。
映画自体はたるみもないし、見せ場の戦闘場面もなかなかの出来で見応えがあった。
海上自衛隊が全面協力しており実際の潜水艦が使用されている映像は段違いの迫力だ。
海江田の潜水艦を追う米国サイドの艦隊司令や第7艦隊の艦船乗務員で外国人も多数出演しており全く違和感を感じない。
CG(VFX)で描かれている米軍艦船も十分鑑賞に堪えうる出来だった。
なので安っぽさは皆無だ。
実はこの投稿のタイトルは途中「タイタニックは氷山をよけられなかったが・・・」としようと思っていたが、最後まで観て表題の文言に決めた。
いや、この表題が最大のネタバレになってしまわないか心配だが・・・。
最後に皆さんがどう思うのか、私が関与することではないけども。
まあ~原作を見ていないので何とも言えないが・・・。
当然突っ込みどころはあるが、それはほとんどの映画にあるのであえて責めない。
核の抑止力とはいったい何なのかというのが大きなテーマなのだろう。
前から日本は平和ボケと呼ばれているが、それは不幸なのか幸せな事なのか。
日本の政治家は自分たちでは何も決められないのか。
日本の首相が笹野高史だったので最初「?」と感じたが、ああ、そういうことなのねって思ったり、映画だと何故か防衛大臣は女性が多いなって思ったり、海江田を追う玉木宏艦長の「たつなみ」の副長が水川あさみだったのでジェンダーレスを意識しているなと思ったり、その玉木宏の声を聞くとどうしてもジュラシックワールドのオーウェンが脳裏によみがえったり、上戸彩のニュースキャスターはエルピスの長澤まさみかいなって思ったり、酒向芳は最近よく見かけるなと思ったり・・・まあいろいろと思ったりしたが、最も思ったのは大沢たかおが予告編で見た「キングダム 運命の炎」の王騎と被るなあってことだ。