オールスターも間近。
先週は下位の中日とヤクルトが対戦相手だったが、今週からは広島、ＤｅＮＡ、阪神と上位球団が相手。
気持ちよくオールスターに入るためにも大切な２週間。
混戦状態のセリーグなので、下位も上位もあまり関係ないが、５勝６敗と負け越しているヤクルト戦は何が何でも勝越して欲しかったが、打線爆発で３連勝。
３日の中日戦からの４連勝は全て先制点を取って、相手にリードを許さない戦い。
言うこと無しの戦いぶりだった。
貯金も４まで増えて気付けば、首位広島にゲーム差なしの２位に肉薄だ。
先週の巨人（４勝１敗 今季通算３９勝３５敗５分）
スコア
７月２日 対中日 １対２ ●
７月３日 対中日 ６対１ ○
７月５日 対ヤクルト １０対３ ○
７月６日 対ヤクルト ４対１ ○
７月７日 対ヤクルト ７対３ ○
打撃成績上位
大城 １７打数９安打 打点４ .５２９ .２５６
丸 ２０打数８安打 打点３ .４００ .３１５
岸田 １３打数５安打 打点６ .３８５ .２７２
ヘルナンデス ２２打数７安打 打点５ .３１８ .３４１
岡本 ２０打数６安打 打点６ .３００ .２６２
週間チーム打率 １６８打数５０安打 .２９８ .２３９
※赤字は今季通算打率
投手成績
7月2日 先：山崎 ７回０/０ 自責２ 防１．６１ 救：２回０/０ 自責０
7月3日 先：井上 ８回０/０ 自責０ 防３．３５ 救：１回０/０ 自責１
7月5日 先：戸郷 ６回１/３ 自責３ 防２．１２ 救：２回２/３ 自責０
7月6日 先：グリフィン８回０/０ 自責１ 防２．４７ 救：１回０/０ 自責０
7月7日 先：菅野 ５回０/０ 自責２ 防１．９４ 救：４回０/０ 自責０
週間先発陣防御率 ３４回１/３ 自責８ 防２．１０ ２．４４
週間ブルペン陣防御率１０回２/３ 自責１ 防０．８４ ２．４１
週間投手陣防御率 ４５回０/０ 自責９ 防１．８０ ２．４３
※赤字は今季通算防御率
感想
先週は文句のつけようがない。
シーズンインしてからも、ペナント奪還を狙うための積極的な補強。
１軍と２軍の行き来を活発にして、選手に刺激を与え続ける首脳陣。
もちろん各選手も様々な思いはあるだろうが、優勝を目標にチームが一丸となっていることを強く感じられた１週間だった。
打線は水物だが、先週の爆発は凄かった。
先週１週間のチーム打率は３割に迫ろうかという２割９分８厘。
セリーグの打率１０傑で見れば３位が２割９分３厘なので、いかに先週巨人打線が活発だったかがわかる。
得点も１週間で２８点（１試合平均５．６点）。
大城が完全復活で５番。
神助っ人ヘルナンデスが３番。
衰え知らずの丸が１番。
打順もここにきて１～５番は固定化出来たようだ。
元々投手は揃っているので、投打の両輪がガッチリ噛み合っている状態に。
グリフィンもここ最近の安定感は抜群で、相変わらず勝利には恵まれなかったが先週は味方も先制、中押しで３勝目をプレゼント。
チーム状態は今年シーズンが始まって以降一番良い状態を迎えたと言って良いだろう。
首位争いも依然団子状態。
各チーム調子の良い悪いが短いスパンで繰り返されて、その時の対戦相手の調子がそのまま結果に結びついている状態。
大型連勝も大型連敗もなく、最後の最後まで混戦は続く様相だ。
なので取りこぼしは絶対にしてはならず、勝てる試合は確実に勝っておかないと最後にその差が出てしまうような展開だ。
オールスターまであと１１試合。
今の勢いが持続出来る期間としてはちょうど良いように思う。
頭ひとつ抜けだした状態でオールスターに突入して欲しい。
選手のＭＶＰ
ヘルナンデス ２度目
４連勝中２度の先制点に絡み、６日のヤクルト戦でも１点差に追い上げられた直後に突き放す２ランホームラン。
救世主ヘルナンデスの活躍は留まるところを知らない。
７９試合消化時点での主な数字
順位 ３９勝３５敗５分 ２位 ⇧
防御率 ２．４３ ３位 ⇨
打率 ．２３９ ２位 ⇧
本塁打 ４４本 ３位 ⇨
盗塁 ３８個 ３位 ⇨
失策 ２７個 リーグ最少 ⇨
得点 ２３３ ３位 ⇧
失点 ２０５ ２位 ⇨
