それは突然飛び込んできた。
バレーボール女子日本代表古賀紗理那選手の引退表明だ。
ネーションズリーグでの古賀選手の獅子奮迅の活躍は凄かった。
東京五輪初戦で捻挫し不完全燃焼。
キャプテン就任後の世界選手権でも自身は到底満足出来る内容ではなかったことで、忸怩たる思いを胸に秘めてのパリへの挑戦だったに違いない。
女子日本代表のキャプテンには当然のことながら錚々たる名が連なっている。
日本中から集められたトップ選手を束ねるキャプテンの重圧は大変なものがある。
各選手を叱咤激励しながらチームを鼓舞し、自らもチームを引っ張るプレーをみせなければならない。
とんでもない重責だ。
あくまで個人的な感想だが、古賀選手は本来キャプテン向きの性格ではないように思う。
しかし今のチームを引っ張る姿を見ると、立派なキャプテンシーを発揮しており、文句のつけようがない。
その分相当無理をしているのも間違いないだろう。
キャプテンを続けるには心身ともに限界も見えている。
しかし今までのバレー人生の総決算として臨むに、パリ五輪は最高の舞台。
引退表明には様々な形があるが、今回の古賀選手の場合は、過去の大きな大会での無念も含めてパリ五輪で清算するために、気持ちの上で区切りをつけて全てを出し切る覚悟を持つためだと推測する。
退路を断つ・・・ん~少し違うかなあ。
完全燃焼、そう灰になるような完全燃焼をするつもりなんだろう。
いずれにしてもパリ五輪はすぐそこまで来ている。
男女ともにネーションズリーグ2位の好成績。
今までの努力が本番で実ることを祈念しているし、それは十分可能だろう。