オールスター休みまであと僅か。
確かにオールスターで活躍するのは選手にとって栄誉だが、あくまで祭り。
やはりペナントで活躍して選手はなんぼである。
そういう意味でオールスターは1試合にするべきだと思う。
さて先週の巨人だが中日には連勝したがDeNAの左2枚看板を打てなかった。
あれだけのピッチングをされたらそうは打てない。
今永は今季初対戦だったが15個もの三振を奪われてはどうしようもない。
昨年も今永を打てなかったが、これに東まで加わると問題だ。
それ以外はある程度点が取れており、エース格がでてくればそうは簡単に打てないことがよくわかる。
そんな中期待の浅野選手が1軍デビューを果たした。
結果は2打席2三振、守っては転倒とずっこけデビューだったが、あの長嶋終身名誉監督もデビューは4打席4三振、王氏もデビューから26打席無安打だった訳で、これからどこまで成長していくのか楽しみでしかない。
先週の巨人(3勝2敗 今季通算39勝37敗1分)
スコア
7月4日 対中日 5対1 ○
7月5日 対中日 7対6 ○
7月7日 対DeNA 1対2 ●
7月8日 対DeNA 6対0 ○
7月9日 対DeNA 0対1 ●
打撃成績上位(5打数以上)
岡本 19打数7安打 打点5 .368 .314
中田 12打数4安打 打点2 .333 .272
大城 20打数6安打 打点3 .300 .269
ブリンソン 24打数7安打 打点0 .292 .243
丸 18打数5安打 打点2 .278 .234
週間チーム打率 190打数46安打 .242 .250
※赤字は今季通算打率
投手成績
7月04日 先:山崎 7回0/0 自責1 防3.03 救:2回0/0 自責0
7月05日 先:グリフィン 4回1/3 自責5 防3.46 救:7回2/3 自責1
7月07日 先:戸郷 7回0/0 自責2 防2.35 救:2回0/0 自責0
7月08日 先:菅野 7回0/0 自責0 防1.44 救:2回0/0 自責0
7月09日 先:メンデス 8回0/0 自責0 防2.06 救:4回0/0 自責1
週間先発防御率 33回1/3 自責8 防2.16 3.42
週間救援陣防御率 17回2/3 自責2 防1.02 3.66
週間投手陣防御率 51回0/0 自責10 防1.76 3.51
※赤字は今季通算防御率
感想
率直に言ってDeNA戦の2敗は相手投手が良すぎたので仕方がない。
あえて言えば戸郷、メンデスの好投が報われなかったのは残念だがこれも仕方がない。
しかし先週はグリフィン以外の先発投手が全て7回以上投げてのクオリティスタート。
一時は全発投手が長くて6回までしか投げられない状態が続いていたことを思えば雲泥の差だ。
ブルペンも大勢離脱の穴を皆でよく埋めており、防御率が著しく改善しているのは今後に向けて明るい材料だ。
5月1週目からのブルペン陣の週間防御率を以下に記すが改善具合がよくわかる。
5月2日~7日 9.15 4.43
5月9日~14日 8.36 4.89
5月16日~21日 5.87 5.00
5月23日~28日 3.12 4.79
5月30日~6月4日 4.50 4.75
6月6日~11日 1.90 4.41
6月13日~18日 1.13 4.16
6月23日~25日 0.75 3.98
6月28日~7月2日 0.93 3.86
7月4日~9日 1.02 3.66
※赤字は今季通算防御率
開幕当初が酷かったので数字はなかなか改善されないが、6月以降数字上は確実に結果を出している。
オールスター明けには大勢も復帰してくるはず。
原監督の言う8月が勝負!に向けて着々と投手陣は整備されていってる。
打線は坂本の離脱は確かに大きいが、先週あたりは上位打線がまんべんなく打って、タイムリーも出ている。
幸い上位3チームも抜け出すだけの勢いがなく団子状態で60試合以上残している現状、巨人にも優勝のチャンスは十分にある。
今週は前半戦最後。
まずはゲーム差1.5の3位広島と3連戦。
1日挟んでヤクルトと3連戦。
良いイメージを持ってオールスター休みに入りたい。
■77試合消化時点でのチームの主な数字
順位 39勝37敗1分 4位
防御率 3.51 5位
打率 .250 2位
本塁打 87本 1位
盗塁 24個 4位
失策 28個(リーグ最少)
得点 280 3位
失点 281 5位