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令和7年大相撲名古屋場所プレビュー 東西横綱土俵入りが見られる幸せ

13日から新会場IGアリーナで始まる大相撲名古屋場所

新しい会場という事で、新横綱大の里の門出に相応しい。

久々に揃う東西横綱

こけら落としで両横綱の土俵入りが見られるのは最高だ。

会場は大いに盛り上がることだろう。

3年3カ月生まれなかった新横綱が、今年初場所後に豊昇龍が誕生したと思ったら、翌々場所の夏場所後大の里が横綱に昇進。

満身創痍で綱に登り詰めた訳でなく、両力士ともこれから伸び盛り。

横綱がどんな相撲を見せてくれるのか。

名古屋場所一番の見どころだ。

特に豊昇龍は、先場所大の里の全勝を阻止して綱の面目を保ったが、名古屋では何としても横綱として初めての優勝を達成することに燃えているだろう。

今場所はそんな豊昇龍を中心に取組を見ていきたいと思っている。

もちろん大の里にも大いに注目しているが、綱昇進時と言うのは多忙を極める。

それが稽古不足につながり、結果に表れてくることは過去の歴史を見れば明らか。

優勝争いには絡んでもらわないと困るが、勝負となると豊昇龍に一日の長がある。

逆に、ここで大の里が優勝すれば、ほんとに怪物だ。

では両横綱以外を見てみよう。

大の里の横綱昇進に伴い、ひとり大関となった琴櫻

綱取り場所でまさかの負け越し。

その後8勝、8勝と苦しんでいる。

元気な横綱が揃ったことで、綱への壁は益々高くなった。

古傷が再発したとの声もあるが、過去大の里に4勝5敗(今年に入って3連敗)豊昇龍に9勝14敗(ここ5場所1勝4敗)と、パンとすればやはり優勝争いに絡んでくる実力者なのは間違いない。

初日、2日目の取り組みを見れば、どこまでやれるか見通しがつくと思う。

強い琴櫻が戻ってきて欲しい。

昔から関脇が元気な場所は面白いと言うが、今場所は大関を目指す3力士が揃った。

特に若隆景はこの1年61勝29敗の勝率6割7分7厘。

もちろん幕内下位の成績も含むが、完全復活成っており、大の里にも豊昇龍にも五分の星の成績で、序盤をうまく切り抜けば台風の目になる可能性がある。

大栄翔も令和5年初場所以降15場所で負越しは1場所だけの安定感。

大関に一番近い力士だが、大の里、豊昇龍に分が悪く、この壁を突破したい。

霧島も関脇に戻ってきた。

以前横綱候補と何度も取り上げたが、相撲を見ていると、何としてもの気概に欠ける。

もっと欲を出していけば、実力的にはいつ大関に返り咲いても不思議ではない。

あと私が楽しみにしている3力士。

安青錦が筆頭でどこまでやれるか。

軽量なので怪我が心配だが、しぶとい相撲でさらに上位を狙う。

伯桜鵬も休場した場所以外全て勝越しで4枚目まで上がってきた。

先場所も豊昇龍に対し、試合には負けたが勝負には勝っていた。

大物感漂う雰囲気があるので、今場所も引き続き注目したい。

あと尊富士。

先場所6勝9敗と、休場以外初の負け越しと期待を裏切った。

もちろん4枚目と難しい位置だったが、期待が大きいだけに残念な気持ちが大きい。

相撲を覚えられ、今までの速攻が通用しにくくなっていると思われるが、それは当然予想出来た事。

この壁を突破して、再び旋風を巻き起こして欲しい。

と、ここまで書いて、最後に優勝予想をしてみよう。

おそらく優勝予想をするのは初めてだが一度やってみる。

本命  豊昇龍

対抗  若隆景

3番手 大の里

4番手 琴櫻

とさせていただく。

 

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