待望の黄金ルーキー菅野の公式戦デビュー。
何が凄いといって、テレビに映るマウンド上の菅野がとにかく大きく見えたのには驚いた。
別にテークバックが大きいわけではない。
トルネード投法でももちろんない。
足を高~くあげるでもない。
それななのに何なんだこのド迫力。
この雰囲気だけで活躍は約束されたと思える程だ。
かつて投手でこれほどの衝撃を受けた事があるかと記憶をさぐってみたら一人いた。
江川卓。
そう、あの江川だ。
初めて甲子園にやってきた時、センバツ大会で大阪北陽高校との対戦。
鮮烈なデビューを飾ったあの試合だ。
今まで見てきた高校生の投手とはスケールからフォームから何から何まで違って見えた。
まさに大人と子供の違い。
これがあの噂の江川か!と唖然として画面を眺めていたのを思い出した。
それと同じ位の衝撃。
菅野投手。
昨日は勝てなかったが、そういう勝ち運とかツキとかを既に超越した存在だ。
アメージングルーキーはどこまで勝ち星を伸ばしていくんだろう。
いやあ~ほんと楽しみだなあ。
新人王?
いや、MVPの間違いでないかい?