影無茶のスポーツ24/7

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亀田1「選手生命をかける・・・」軽々しく言わないで欲しい

4月7日に防衛戦を行ったばかりの亀田1号が早くも7月23日に7度目の防衛戦を行う事を発表している。

対戦相手はランキング3位ジョン・マーク・アポリナリオ。

昨年の今頃、急にランクアップしたと少々話題になった選手だ。

しかし情報としてはそれくらいでウィキで検索しても情報がない。

まあWBAは今までもランクを操作したとしか思えないような、得手勝手ランキングがあったのでもう驚かないが・・・。

戦績17勝3分2敗で17勝の内KOは四つしかない。

フィリピンの選手はノニト・ドネイア、マニーパッキャオという歴代の中でもトップクラスの選手や、先日のマルコムツニャカオ、かつてはベン・ビラフロア、フラッシュ・エロルデなど名選手も多い。

だからと言って今回のアポリナリオもこれらの名選手に並ぶ選手かと言うと、そうでない可能性が高い。

見た事もないのにそう思わせるのは、亀田の過去のマッチメイクがあまりにもひどかったからに他ならない。

亀田は今回進退をかけると軽々しく言っている。

4月の防衛戦の結果が自身あまりにも不甲斐ないと思っている気持ちがそう言わせたのだろうが、結局自らがまいた種と言う事に気づいているのだろうか。

ファン・ランダエタ戦でのあの大騒動はもう7年も前の話。

今は疑惑の判定が出ても、もうかつて程の騒動にならない。

そう、見向きもされなくなってきているのだ。

今回の選手生命を・・・発言もさほど話題になっていない。

この発言は場合によってはボクシングを辞めるという事だ。

今度の試合でどのような結果なら辞めるのだ。

判定勝ちならどうするの?

大差の判定ならOKで、小差の判定ならダメなのか?

またまた疑惑の判定の場合に辞めるのか?

負けたらもう即引退って事なんだな?

何故そんなに軽々しく進退をかけるって言葉を吐くのか。

軽い、いつも彼は言葉が軽いんだ。

まあ、あらすじが見えてしまう所もある。

それは試合が始まればすぐに判る。

アポリナリオがチャレンジャーに相応しい選手かどうか。

ボクシングファンをなめてはいけない。

アポリナリオを詳しく知らないのでこれ以上は書かないが、亀田1号が過去の汚名を返上してボクシングファンの記憶に残るような選手になる為に以下の方法を選択して欲しい。

山中慎介と統一戦をする(これが一番!)

それが無理なら岩佐と防衛戦を行う(何故か岩佐はWBC3位でWBAはランキングに入っていないが)。

それも無理ならビッグダルチニアンと防衛戦を行う。

アンセルモモレノと統一戦というのはあるが、モレノはさほど強いとは思わないし亀田との試合はまたも凡戦になる可能性がある。

とにかくこのままでは、いつまでも日本人の現世界チャンピオンは何人という質問に対して、〇人+おまけ、とか〇人(亀田含む)と答えられてしまう状態から抜け出す事は出来ない。

まず、決まった試合はしなければならないので、アポリナリオを見どころのあるボクシングで倒して、次へステップアップして欲しい!

でないと、本人は引退していなくても世間からは、それに近いかあるいはそれ以上に屈辱的な見方しかされない選手になってしまうぞ。