ファイナルステージ、ジャイアンツの相手は絶好調カープに決まった。
それにしてもクライマックスシリーズは怖いシステムだ。
1年間安定して戦ってきたタイガースが終盤の失速に歯止めがかからない内に、急激に伸びてきたカープが凌駕してしまう。
ここでＣＳの是非を語るつもりはないが、タイガースファンにとってはやりきれない思いだろう。
さてファイナルステージ。
カープが強い事はシーズン当初からわかっていたが、本当に強くなるのは来年である。
少なくとも今年ここで負ける訳にはいかない。
また負けるはずはないと思っている。
ジャイアンツとすれば６戦を３勝３敗で良いのだ。
いくら調子のよいカープと言えども、投手力の良いカープと言えども、絶対的エースマエケンがいるカープと言えども、機動力に優れたカープと言えども、エラーが多いカープと（おっと、これはここで掲げる項目ではないですね）３勝するのに６戦も戦える訳だから、総合力で言えば負ける事はないのだ。
いや、負けてはいけないのだ。
日程通りいけば初戦は大竹投手か？
大竹は少し攻略に手間取るかもしれないが、勝てばいきなり２勝だし何とかしたい。
２戦目は中４日でマエケンだ。
今季対戦防御率０．９６ＷＨＩＰ０．６４。
なんだこりゃ。
全然ダメじゃん。
ファイナルステージは予備日がないのでマエケンが登板するのは最終戦までもつれた場合を除き１試合。
最終戦まで行けばマエケンが投げるだろうがその場合は中３日だ。
気になるのは台風２６号。
その動きによっては、いくらドームでも初戦順延という事もある。
１７日が初戦になると中４日でマエケンが来る。
そうなると最終戦も中４日で登板可能になる。
これが一番怖い。
しかしここで下剋上を許してはいけない。
来年はカープはもっと強くなる。
ここで負けるような事があれば来年は大変だ。
ジャイアンツにはカープには無い最強の中継ぎ、抑え陣が控えている。
奇策は無用。
普段通りの野球をすればおのずと日本シリーズへの道が開ける。
さあ、そろそろ目を覚ますとしよう。
