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中5日で回さなければならない苦しさを解消できれば:ジャイアンツ先発陣

プロ野球はいよいよ交流戦に突入します。

現在セリーグ首位は、攻守共に好調のカープ

我がジャイアンツはここまで3位に甘んじています。

原因はいくつか挙げられますが、投手陣のパフオーマンス低下がその最たる原因です。

開幕当初はブルペン陣が総崩れ。

ようやくマシソン、山口については形を作ることが出来るようになりましたが、西村が2軍で故障して復帰のめどが立ちません。

香月、久保など勝ちゲームでセットアップ出来る投手も不足しています。

この状況では先発陣に頑張ってもらいたいところですが、これまた1枚も2枚も投手が足りません。

現在確実に勝ち星を計算できるのは菅野だけという状況です。

また、最近ではローテーション中5日があたりまえになってしまいました。

若さと体力に勝る菅野であればこそ中5日の連続に耐えられるのでしょうが、他の30過ぎの投手では調整方法を変えるだけでは対応が難しいのか、ここ数試合の投壊はその事と無関係ではないように思えます。

立ち直りつつあるとはいえ、ブルペン陣が完全な状態でない事も影響しているのでしょう。

ではどうすれば良いのか。

今の状況を見ると、第5の先発(おそらく今村)に加え第6の先発を用意して、4本柱を極力、中6~7日の間隔で回し確実に力を発揮させ最低7回まで投げてもらう事で勝利につなげる。

これが最善の方法のように思えます。

4本柱以外の登板日については、あわよくば勝つ・・・と言っては誤解を生みますが、4本柱を確実に休養させて登板日のパフォーマンス向上を図るのは決して間違いではないと思います。

本当なら第6の先発はセドンと言いたいところですが、外国人枠の関係で難しいでしょう。

20日から始まる交流戦の初戦は杉内が中6日で投げられますが、問題はその後です。

もし21日と26日に第5、第6の投手を先発させられることが出来れば、交流戦の間は4本柱を中6~7日で投げさせられます。

21日はまだ今村の登録が出来ませんので、出来れば小山あたりを使って欲しいんですがね・・・。

一昔前ならば、3本柱が中5日でフル回転という図式が成り立ちましたが、打撃技術の向上や選手生活の延命等の要素で時代はやはり変わってきました。

ここ2年のジャイアンツは交流戦で良い成績を残しています。

今年もここで勢いをつける戦いを見せて欲しいですね。

期待しています。