レッドブル残留が確実と言われていたダニエル・リカルドが電撃のルノー移籍。
その波紋は大きく、来季数チームのドライバーラインアップが混沌としてきました。
まずはリカルド離脱の考えられる原因。
①ルノーが提示した好条件。
②レッドブルではマックス・フェルスタッペンがナンバー1ドライバーの位置づけ。
③ホンダエンジンよりルノーエンジンの戦闘力を評価。
上記のどれか一つが要因ということではなく、比率は異なるでしょうが全てが移籍を決断するにあたって重要なファクターになっていたのでしょう。
それにしても、ホンダを応援する者にとって③は非常に悔しいです。
やむを得ません。
ここまでは明らかにホンダよりルノーの方が結果を出してきましたからね。
しかし今後はわかりませんよ。
リカルドの決断が吉と出るか凶と出るか、今の段階では誰にもわかりません。
リカルドにとっては人生を左右する大きな決断でした。
レッドブル・ホンダのダニエル・リカルドが見られないのはちょっと残念です。
それはもう仕方がないことですが、これで来期のドライバーが大変なことになってきました。
もしかしたら今期中にその影響が出てくる可能性も有りえます。
今の状況を整理します。
マックス・フェルスタッペンのみ確定で残り1名が未定。
本来ルノーにレンタル移籍中のカルロス・サインツが戻ってくるべきだが、フェルスタッペンと確執があり、共に同じチームで走るのを拒否ってる。
〇ルノー
ダニエル・リカルドとニコ・ヒュルケンベルグ確定で、行き場のなくなったカルロス・サインツが浮く。
フェルナンド・アロンソのインディ転向とストフェル・バンドーンシート損失の噂が後を絶たず、浮いたカルロス・サインツとテストドライバー、ランド・ノリス、総替えの可能性も。
〇トロロッソ・ホンダ
ピエール・ガスリーのレッドブル昇格可能性とブレンドン・ハートレー、シート損失の噂が絶えず、来期はいったい誰がシートに座るのか予断を許しません。
リカルドの移籍だけで大変な状況。
これにはちょっと驚きましたが、実現の可能性はほとんどないでしょうね。
アロンソにはホンダへのアレルギーが残っていると思います。
正確にはF1においてのホンダエンジンへの疑念ですが・・・。
いくらレッドブルのシャシーが優れていると言っても、マクラーレン3年間でいい思いをしていませんからね。
ただ、そのことを抜きにすれば、(抜きには出来ないですよねえ)アロンソのレッドブル移籍はチーム構成上レッドブルとしてはベストな気がします。
フェルスタッペンはまだ二十歳の若者。
サインツとコンビを組むことを拒否。
ガスリーが昇格した場合、同じフランスでガスリーが年上。
F1での経験はフェルスタッペンが長いですが、ガスリーも闘志が表に出てくるタイプで、フェルスタッペンと相性があまり良いとは思いません。
アロンソならいくらフェルスタッペンでも文句は言えないでしょう。
私が願うベストの上記3チームのドライバーは以下の通りです。
〇マクラーレン ノリス バンドーン
アロンソレッドブル移籍の実現性はほとんどないと書きましたが願望として。
あくまで理想ですけでも・・・。
マクラーレンこれではちょっと弱いし、正直、まったくわかりません。