フィギュアスケートの世界選手権が始まりました。
シーズン最大目標となる大一番。
選手の目の色が違います。
ここ目標に仕上げてきた選手達が氷上に火花を散らす戦いを見せてくれました。
女子ショートプログラムが終わりアリーナ・ザギトワが82.08で首位。
坂本花織がこれに続いて76.86の2位。
トゥルシンバエワが75.96で3位。
注目の紀平梨花はまたも3Aが抜けて得点ゼロで合計70.90で7位と出遅れ。
タラレバは意味がありませんが、仮に成功していれば10.05点は獲得出来ていたはずで、演技構成点もプラス2~3点は上積みされたでしょうから、83~84点は取れていた訳で、紀平自身も語っていたように、ミスなくすべることがいかに大切かがわかる結果となりました。
ザギトワは今季不振を極めていましたがきっちり仕上げてきました。
GOEもジャッジから軒並み4~5点もらっていました。
もう、さすがとしか言いようがありません。
日本勢3人は皆緊張感あふれる表情。
その中で元気娘坂本花織だけが持てる力を出し切りました。
宮原、紀平は調子が下降気味に思えます。
しかし、勝負事に絶対はありません。
最後まであきらめず全てを出し切ることが大切。
坂本には十分チャンスがある得点差。
ザギトワのミス待ちという状況ではありますが、全日本で見せたフリーの演技を演じられれば、逆転優勝の目は十分あります。
紀平はとにかく3A2本成功させる。
彼女なら出来ます。
ショートでの3A失敗は、今季のどの失敗より落胆したはずです。
それでもその後のリカバリーは見事でした。
あの状態からよくぞ立て直しました。
この得点差なら、フリーは開き直ることが出来ます。
結果は紀平自身が語っていたように後から付いてきます。
やるっきゃないでしょう。
日本勢3人には悔いのない滑りを演じて欲しいです。
ではまた。