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東京オリンピック 感じたことをそのままに⑪ リレー競技は応援する心に火をつける

いよいよ陸上リレー競技の決勝が迫ってきた。

男女4×100と男女4×400だ。

特に男子4×100は日本チームが出場。

個人種目では残念な結果に終わった男子短距離陣だが、今やお家芸となったリレーではさすがに決勝に駒を進めてきた。

水泳もそうだがリレーには個人種目と違う、人の血を湧き肉を躍らせる何かがある。

この気持ちの高ぶりは何だろう。

声を張り上げ、身体を跳ね、手をぶん回し全力で応援させる物をリレーは持っている。

考えてみれば、幼稚園の頃からリレーは花形競技だった。

運動会でも何が一番盛り上がるかと言えば間違いなくリレーだった。

プログラムでもリレーは必ず最後に行われていた。

オリンピックでも最後なんだから今も運動会のリレーは最後だと思う。

そういえば地元町内会の運動会も最後はリレーだ。

芸能人運動会も最後はリレーだった(笑)

リレーは興奮する要素が、走る方、応援する方双方にある。

なにしろ個々の能力×4がそのまま結果には表れるとは限らない。

オリンピックレベルでも笑ってしまう程バトンパスが下手な国がある。

そのためリレーは最後の最後まで逆転の可能性がある。

逆に言えば最終走者でリードしていても全く予断を許さない。

応援の力が選手の激走を生むこともしょっちゅうだ。

観客と選手がひとつになって興奮のるつぼと化すリレーはクライマックスを飾るにふさわしい競技だと思う。

無観客なのが本当に残念だ。

政府の無策がオリンピックを無観客にし、開催期間中に感染爆発を起こしてしまった。

コロナ禍と言われて1年4カ月。

いったい何度同じ失敗を繰り返したのか。

リレーが終わるといよいよオリンピックは男子マラソンを残すのみ。

そして閉会式だ。

祭りの後の寂しさだけは確実にやってくる。

パラリンピックは本当に開催出来るのだろうか。

 

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