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プロ野球 先週の巨人+セ・パ両リーグ雑感(3/29~4/3) 巨人首位!最近なかったふたつの嬉しい現象

両リーグ雑感

誰が予想できたか阪神開幕9連敗。

確かに開幕戦の負け方はひどかったが、ここまで引きずるとは思っても見なかった。

阪神をスイープした3球団、巨人、広島、ヤクルトが上位に並ぶ。

阪神に3連勝後、巨人に3連敗したヤクルト。

阪神に3連勝後、中日に3連敗の広島。

阪神に3連勝後、今週広島と対戦する巨人。

阪神と対戦の無いDeNAと中日も広島ヤクルトと差がなく阪神が1弱の状態。

今週阪神は甲子園でDeNAと3連戦が組まれているが、虎は目を覚ますことが出来るのか。

開幕戦はホームと言っても京セラドーム。

甲子園開幕戦のここで勝てばムードも変わるだろう。

何が何でも勝たなければならない。

今週の2カードも負け越すようなら、プーチンより速く矢野監督失脚の恐れも。

パリーグソフトバンクが開幕7連勝。

昨年何故優勝できなかったのか不思議に思える強さだ。

オリックスも山本、宮城の揃い踏みに山岡も加わり日本ハムを3タテ。

山岡の復活は投手陣に厚みが出来て一気に浮上の気配だ。

1勝8敗のBIGBOSS日本ハムだけが蚊帳の外。

驚くなかれ9試合で9人の先発投手を起用。

おそらく明日からは6人体制になるのだろうが、現状、打線は打てない、先発は持たない、ブルペンは抑えられない三重苦。

BIGBOSSに早くも試練の時が訪れた。

まだ各チーム10試合に満たないが、ここまでは打撃上位のセリーグ、投手上位のパリーグといった趣ではある。

両リーグとも、そろそろ平均値に近づいていくだろう。

結局勝ち方を知ってるチームが優勝争いに残るのだ。

巨人先週の結果

スコア

3月29日  対ヤクルト 5対3〇

3月30日  対ヤクルト 3対1〇

3月31日  対ヤクルト 6対3〇

4月1日   対阪神   6対5〇

4月2日   対阪神   5対4〇

4月3日   対阪神   9対5〇

主な打者の成績

吉岡    25打数8安打 打点4 .320 .297

坂本    19打数4安打 打点2 .211 .348

ポランコ  16打数4安打 打点2 .250 .259

岡本    22打数6安打 打点4 .273 .314

中田    23打数3安打 打点5 .130 .176

丸     21打数6安打 打点4 .286 .364

大城    15打数4安打 打点1 .267 .286

松原    17打数2安打 打点3 .118 .111

小林    8打数2安打  打点1 .250 .182

ウォーカー 7打数2安打  打点0 .286 .333

ウィーラー 4打数2安打  打点2 .500 .273

週間チーム打率 193打数47安打 .244 .268

※赤字は今季通算打率

投手成績

3月29日先発 戸郷()    7回    自責点2 2.57

     ブルペン        2回    自責点

3月30日先発 メルセデス) 5回1/3 自責点0 0.00

     ブルペン        3回2/3 自責点

3月31日先発 堀田()    6回    自責点0 0.00

     ブルペン        3回    自責点

4月1日 先発 菅野()    7回    自責点3 3.46

     ブルペン        2回    自責点

4月2日 先発 山崎伊      3回2/3 自責点3 4.66

     ブルペン)     5回1/3 自責点1 

4月3日 先発 赤星()    7回    自責点2 2.08

     ブルペン        2回    自責点3 

週間先発防御率   36回 自責点10 2.50 2.50

週間ブルペン防御率 18回 自責点9  4.50 4.50

週間投手陣防御率  54回 自責点19 3.17 3.18

※赤字は今季通算防御率

感想

ローテーションを彩る先発投手陣の顔ぶれの新鮮なこと。

昨年後半5人で先発を回し、中5日、4日で登板していたのが今となっては懐かしい。

その顔触れから高橋、山口が抜け山崎伊、赤星、堀田が加わった先発陣。

更には昨年ドラフト1位大勢がクローザーで早くも6セーブを記録。

かつてこれほど新戦力投手陣が一気に加わったことがあっただろうか。

赤星、堀田は早くもプロ初勝利を挙げた。

さらに新外国人ポランコ、ウォーカーも早々に活躍。

ポランコはボール球に手を出さない。

これは日本の野球では大切なことで打率2割8分ホームラン30本は期待出来そうだ。

ウォーカーは性格的に明るそうでベンチに馴染むのも早いのではないか。

近年、巨人は外国人選手とドラフト指名選手がなかなか活躍出来ない状況が続いていたが、今年はその両方が一度に解消された感じで、それが現在の成績に表れていると言えるだろう。

先週は6戦6勝。

開幕カードで阪神に3連勝で波に乗るヤクルトにまさかの3連勝。

昨年後半なかなか勝てなかった戸郷がヤクルト打線から10奪三振

堀田もプロ入り初勝利と良いことずくめ。

後半は6連敗中の阪神が相手。

こういう時は連敗ストッパーになってしまうのではと不安だったがこれまた3連勝。

赤星がプロ入り初勝利。

打線も打率的には決して高い数字ではないが、タイムリーもよく出ており、効率的に点が取れている。

丸の好調は大きく、打線がつながり各選手の負担が軽くなっているのだろう。

あとは1年間、各選手怪我をせずに舞台に立て続けられるよう願うばかりだ。

とは言う物の不安は尽きない。

菅野は早々に2勝したが、まだ一昨年の状態には無い。

大勢も登板過多になると疲労が心配でここ2試合は少し打たれている。

昨年、一昨年抑えを務めたデラロサとビエイラの内どちらか一人でも状態がよくなれば、大勢と2枚でクローザーをやり繰り出来て負担軽減になるのだが。

他のブルペン陣もピリッとしない。

赤星、堀田にしても1年を通して活躍出来るかは未知数だ。

昨年に比べて調子を落としている選手は、早く持っている力を発揮出来るようコンディションを整えて欲しい。

今週は前半がマツダスタジアムで広島、後半はホームでヤクルトとの6連戦。

両リーグ雑感にも書いたが阪神に3連勝のヤクルト、広島は直後の3連戦で3連敗。

巨人はこれに倣わないで欲しい。

 

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