日本シリーズが終わった。
結果はオリックスが4勝1分2敗で26年ぶりの日本一。
昨年の雪辱を果たした。
正直に言おう。
第3戦が終わった時点でヤクルト2連覇はほぼ決まった・・・と思った。
第2戦敗色濃厚だったヤクルトが内山の同点3ランで追いつき、第3戦での快勝。
そこからオリックスが4連勝するとは想像もしなかった。
前回の投稿で第2戦に触れて、オリックスは負けはしなかったが勝てなかったと書いたが後から考えると、勝ちはしなかったが負けなかったことを重きに考えるべきだったのだ。
山本由伸が戦線を離脱した影響など全く感じさせなかった。
今回のシリーズを見て改めて投手陣、その中でもブルペンを充実させることが優勝への絶対条件だと強く思った。
確かにヤクルトは山田、村上の主軸二人が本調子でなくそれが敗因と見る向きもある。
しかしそれもこれもオリックス投手陣が抑え切ったからだ。
宇田川、山岡、ワゲスパック、阿部、そしてピンチの場面でことごとく火消に成功した比嘉とそれはもう見事な布陣だった。
26年前にリーグ連覇した時も、平井、野村、鈴木平と勝利の方程式が出来上がっており、そのことは偶然ではないだろう。
今回も昨年に続いて野球の醍醐味を味わうことが出来た。
しかしそれらを見ていても必ず巨人ならば・・・と結び付けてしまう。
来年に向けて、ドラフトは大成功に終えられた。
あとは坂本後継とブルペンの充実。
ペナント奪回に向けて避けて通れないことを確認できた日本シリーズであった。