交流戦が始まる前の1週間。
先々週、阿部監督が「素晴らしい1週間だった」と語り、来週も良い1週間になるように頑張りますと語っていたが、残念ながらそうはならなかった。。
先週の巨人(2勝3敗 今季通算28勝24敗1分)
スコア
5月27日 対広島 1対2 ◉ 負:井上3勝4敗
5月28日 対広島 4対1 ○ 勝:山崎6勝1敗 Sマルティネス
5月30日 対中日 4対1 ○ 勝:赤星4勝4敗 Sマルティネス
5月31日 対中日 2対4 ◉ 負:ケラー1勝1敗
6月01日 対中日 1対4 ◉ 負:大勢5勝1敗
打撃成績上位(5打席以上)
泉口 18打数10安打 打点3 .556 .301
岸田 7打数3安打 打点0 .429 .231
キャベッジ 17打数6安打 打点5 .353 .281
増田陸 18打数5安打 打点2 .278 .297
門脇 8打数2安打 打点0 .250 .208
ヘルナンデス 8打数2安打 打点0 .250 .218
週間チーム打率 165打数40安打 .242 .243
※赤字は今季通算打率
投手成績
週間先発陣防御率 32回0/0 自責点7 1.97 2.61
週間ブルペン陣防御率 11回0/0 自責点5 4.09 2.87
週間投手陣防御率 43回0/0 自責点12 2.51 2.71
※赤字は今季通算防御率
感想
これで全日程のおよそ3分の1強を消化した。
打つ方では坂本の衰え、4番岡本の欠場、。
投げる方は、エース戸郷が勝てない状況。
鉄壁と言われたブルペン陣も数字だけ見ると(防御率)何だかピリッとしない。
失策はまさかのリーグ最多。
ここぞという時にタイムリーが出ない。
しかし、チーム打率はセリーグ1位、ホームランもセリーグ1位。
総得点はリーグ3位だが、総失点は総得点より1点多いリーグ5位。
何だ、この数字と乖離した現実は・・・。
開幕前に持っていた印象とは全く異なる・・・というのが率直な感想だ。
ホームランでしか点が取れずタイムリーが少ないのは最近の巨人によく見られる。
それでも貯金四つで3位に居るのは、満足はできないが、まあ良かったという印象。
実際、去年の交流戦直前の成績は23勝21敗4分で3位だった。
実は首位は去年も阪神で貯金が6。(今年は10!)
若干試合数は異なるが、今年の状況は昨年とほとんど同じなのだ。
確かに阪神は強いが、まだ90試合残っている。
戸郷にようやく復活の兆しが見えてきたし、丸が復帰。
山崎、赤星、井上、グリフィンは決して悪くない。
現在はちょっとチグハグな印象だが、歯車が合えば戦力は最も整っている。
なにより阿部監督が落着きはらっているのが心強い。
勝負どころは夏場と踏んでいるのが見て取れる。
交流戦をきっかけとして、上昇に転じたい。
53試合消化時点での主な数字
順位 28勝24敗1分 3位 ⇩
防御率 2.71 4位 ⇨
打率 .243 1位 ⇧
本塁打 37本 1位 ⇨
盗塁 23個 4位 ⇨
失策 32個 6位 ⇨
得点 162 3位 ⇩
失点 163 5位 ⇨
被本塁打 35本 5位 ⇧
先週のMVP
マルティネス
鳴り物入りで中日から移籍のマルティネス。
期待に違わぬ活躍で、開幕戦から24試合連続無失点の外国人セリーグ新記録。
6年連続20セーブも早々に達成。
通算200セーブも時間の問題だ。
正直マルティネスが居なかったら、巨人は現時点の成績を残せていたか疑問だ。
これからも守護神として君臨し続けてもらわないと巨人の優勝はおぼつかない。
なかなかMVPに出来なかったが、先週はマルティネスで文句ないだろう。