モンスター井上尚弥が最強の敵と言われたムロジョン・アフマダリエフを相手に快勝。
アフマダリエフに全くボクシングをさせなかった。
今回井上は戦前から判定で勝つことを語っていたが、正にその通り。
それにしてもこれだけ攻撃的なアウトボクシングは・・・初めて見た。
KO決着でなくてもボクシングってこんなに面白いんだ。
これはもうエンターテインメント。
そう思わせてくれる内容。
ノックアウトを狙う攻撃的な井上も凄いが、ある意味今日のような井上はもっと凄い。
本来チャレンジャーのアフマダリエフは、もっと積極的に仕掛けていかねばならない。
しかし何も出来なかった。
いや、何もさせてもらえなかったというべきだ。
アフマダリエフも本気で井上を倒すつもりで来日していただろう。
自信もあったに違いない。
しかし、技術、スピード、戦術、スタミナ、何もかも井上が上回っていた。
一方的な展開。
終盤アフマダリエフは心が折れたと思う。
中学校でトップだった子が、高校に入ったら周りにもっと凄い子がいて、愕然とする。
そういった感じだったと思う。
今日の試合を見せられたら、もう井上に勝てるボクサーなんて誰もいない。
衰え? 否
左フックが弱点? 否
フェザー級転向は危険? 否
大沢たかお天帝の言葉「無敵です」。
Sバンタム4団体統一王者 井上尚弥 31戦31勝(27KO)
挑戦者 ムロジョン・アマダリエフ 16戦14勝’(11KO)2敗