影無茶のスポーツ24/7

ルール知らなくても面白く読んでいただけることを目指します

プロ野球 先週の巨人(6/7~6/12) 交流戦8勝10敗で優勝確率・・・

両リーグ雑感

交流戦が終わった。

優勝はヤクルトで2位が阪神

これで2年連続でセリーグが勝越し。

今年は優勝もセリーグのヤクルト。

交流戦セリーグの優勝はヤクルトと巨人が各2回ずつで他球団はゼロだ。

ヤクルトは本当に安定した強さ。

昨年日本一に輝いたが、今年も首位を突っ走ると想像した評論家は少なかった。

投打が嚙み合ってこのまま2位以下を少しずつ引き離していきそうだ。

しかし注目すべきは阪神が完全に目覚めたこと。

今回阪神はローテーションのいたずらでパリーグのエース級投手との対戦が相次いだ。

田中マー君、佐々木朗希、上沢、東浜、そして山本だ。

これらエース当番日に4勝1敗。

大山、佐藤輝が打ち、青柳、ガンケル、西、伊藤将が試合を作る。

最下位を脱出したと思ったら一気に4位浮上。

私はCS圏内は確実で、それどころかCS勝ち抜いて日本シリーズ進出まで有り得ると思っている。

本来ならこの投手陣に高橋遥人が居てる訳だから、何と強力な投手陣だろう。

先週の巨人

スコア

6/07 対西武 4対9●

6/08 対西武 0対3●

6/09 対西武 4対3○

6/10 対楽天 4対1○    

6/11 対楽天 1対8●

6/12 対楽天 1対9●

主な打者の成績

吉川    20打数7安打 打点0 .350 .304

坂本    15打数4安打 打点2 .270 .281

ウォーカー 24打数4安打 打点2 .167 .295

岡本    23打数8安打 打点2 .348 .241

丸     24打数6安打 打点2 .250 .284

ポランコ  17打数0安打 打点2 .000 .256

増田陸   21打数5安打 打点3 .238 .296

ウィーラー 12打数3安打 打点1 .250 .189

立岡     8打数1安打 打点1 .125 .204

八百板    6打数3安打 打点0 .500 .231

山瀬     9打数2安打 打点0 .222 .182

小林     6打数0安打 打点0 .000 .155

週間チーム打率 198打数43安打 .217 .241

※赤字は今季通算打率

投手成績

6/07先発アンドリース    5回1/3 自責点2 1.59

  ブルペン(負)     2回2/3 自責点4 

6/08先発シューメーカー(負)6回0/0 自責点3 3.42

  ブルペン        2回0/0 自責点

6/09先発赤星(勝)     5回0/0 自責点0 4.32

  ブルペン        4回0/0 自責点

6/10先発戸郷(勝)     9回0/0 自責点1 2.67

  ブルペン

6/11先発メルセデス(負)  5回2/3 自責点3 2.25

  ブルペン        2回1/3 自責点

6/12先発山崎伊(負)    1回2/3 自責点5 4.46

  ブルペン        6回1/3 自責点

週間先発防御率    32回2/3 自責点14 3.86 3.47

週間ブルペン防御率  17回1/3 自責点15 7.79 3.77

週間投手陣防御率   50回    自責点29 5.22 3.58

※赤字は今季通算防御率

感想

先週は2勝4敗。

ここにきて投手陣に疲れが出ているのか精彩がない。

先発投手が試合を作れず、ブルペンも火に油を注ぐ。

結局交流戦は8勝10敗で終了。

巨人は過去の交流戦で5位以上になった年が8回。

その内7回は優勝。

優勝できなかったのは交流戦が始まった2005年のみだ。

逆に6位以下だった8回は一度も優勝していない。

今年は10位。

過去の例から見て嫌な順位だ。

交流戦終了時点での首位とのゲーム差が、何と昨年と全く同じ7ゲーム。

何らかの事象により優勝の確率100%とか逆に0%とか言われるのは嫌いだが、今年の交流戦10位という成績はファンとしては悲しい。

今週は交流戦明け休みを経て17日から中日3連戦のみ。

アンドリースが18日、菅野が19日、シューメーカーが19日、戸郷が21日以降でないと選手登録ができないので、初戦に誰が投げるのか。

メンバーを考えると登録抹消していない赤星になるが、いずれにしてもローテーション再編ということになる。

交流戦の悪い流れを断ち切ることが出来るか、最下位とは言え投手陣は揃っている中日との3連戦は今後を占う大切な戦いだ。

ではまた来週。

 

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トップガン・マーヴェリック お約束の筋なのに最後まで魅せるのはさすが

仕事以外全部趣味

トップガン・マーヴェリックを鑑賞。

前作は1986年。

当時勤めていたフィットネススタジオの女性支配人とケリー・マクギリスを重ねて見ていたことを昨日のように思い出す。

あれから36年。

マーヴェリックが帰ってきた。

アウトローのジャック・リーチャーよりもオブビリオンのジャック・ハーパーよりも、宇宙戦争のさえない父親よりも、何てったてトムクルーズはイーサン・ハントと並んでマーヴェリックがお似合いだ。

前作は壮大なPVといった趣きだったが邦画では絶対に出来ないおしゃれでカッコいい映画だった。

今回も同じく映像と音響で観衆を魅了するが面白さ倍増で見て絶対に損はしない。

633爆撃隊やスターウォーズのデススター攻撃を彷彿させる実行困難なミッションに挑むエリートパイロットに、かつての英雄マーヴェリックがどう絡んでいくのか。

ストーリーは前作を踏まえていて、マーヴェリックの苦悩とそれを打ち破っていく過程がしっかりと描かれている。

と言ってもそこは36年前なので生まれていない人も多いだろう。

しかし前作未鑑賞でも映画を見ていると何が原因か理解出来るので問題はない。

筋書きはお約束通りというか、誰もが想像出来る内容だが、見終わった後の爽快感は半端ない。

個人的には好きな女優さんのジェニファー・コネリーが出ていたのが嬉しかった。


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井上尚弥 ノニト・ドネアに戦慄のTKO勝ちで3団体統一 次戦は4団体統一?スーパーバンタム転向?

ついにこの日がやってきた。

あの激闘から2年7カ月。

月日が過ぎるのは本当に早い。

井上の勝利を信じていたが、今までで一番危険な香りを感じていたのも事実。

ドネアは前回の敗戦後、全盛時を思わせる強さを取り戻して埼玉に帰ってきた。

しかし結果は井上の圧勝、激勝。

井上の試合にはいつも興奮させられるが、今回は今までの比とは比べ物にならない。

戦前井上はかつてないほど激しい言葉を発していた。

「今回はドラマにならない」

「一方的終わる。何もさせないで終わる」

ドネアを挑発するようなコメントだ。

試合後のインタビューで、自分自身にプレッシャーをかけるためだったと語っていたが、最初に読んだ時、うわっ、言わないほうがええのんと違う?って思っっていた。

それが言葉通りの戦いぶり。

本当はすぐにここに投稿したかったが、あまりの興奮で中継が終わってから幾度も試合を見てしまったためこの時間になってしまった。

ドネアは入場するとき前回とは全く異なる表情。

前回は穏やかな表情で入場し笑みも見られたと記憶している。

当時はWBSS決勝の舞台に立ったことで幸福感を感じていて、負けても本望と思っているのかなと思って見ていた。

今回のドネアは期する表情のように見えた。

極限まで気持ちを高ぶらせ、絶対に勝つという意気込みが緊張と高揚の入り混じったあの表情になったんだと思う。

計量パス後の身体も前回とは違った。

前回ほど体重を戻していないように見えた。

1Rが始まってドネアの動きを見てすぐに井上のスピードに対抗するためだと思った。

開始早々ドネアの左フックが炸裂。

井上はこれで気持ちがピリッとしたと語っていたが、これを狼煙に両者片時も目が離せない緊張感あふれる攻防に。

ドネアの迫力あるパンチは見ていて怖い。

しかし井上はまともには貰わずスピードあふれる左右のパンチを繰り出し1Rとは思えない両者全開の戦い。

そして迎えたラウンド終盤に井上があの右クロスをさく裂させたのだ。

一発でドネアダウン。

過去の試合でも数多く見せたドンピシャのタイミングで放つパンチ。

ドネアからすると、井上の右に気づくのと被弾したのがほとんど同時だったはずだ。

しかし1分のインターバルでドネアは完全とはいかないまでもかなり回復していた。

右、左とド迫力のパンチを繰り出してくる。

しかしここから井上のモンスターぶりが遺憾なく発揮される。

スピードあふれる井上の攻撃。

右ストレートに左フック。

マクドネル戦やロドリゲス戦でも見せた怒涛のラッシュ。

今回は更に正確性も加わり見ていて鳥肌が立った。

あのドネアがあれだけ激しいダウンを喫したのだ。

正にモンスター。

戦慄のTKO勝ちだ。

もうバンタムに敵はいない。

がしかし、ここまで来たらバンタムの4団体統一を成し遂げて欲しい。

井上は試合後今年中にポール・バトラーとの統一戦が叶わなければスーパーバンタムに転向すると断言した。

ドネアに対して明確に差を見せつけた今回の試合。

明らかに格下のバトラーとの勝敗は明らかだ。

待ってろフルトン。

井上尚弥の戦いは新たなステージに入っていく。

 

しかしレジェンド、ノニト・ドネアは最後まで紳士だった。

長きに渡って輝きを見せ続けてくれたドネア。

本当にお疲れ様と言いたい。

今後に残るようなダメージを受けていないように願うばかりだ。

 

3団体統一世界バンタム級王者   井上尚弥   23戦23勝(20KO)

フィリピーノフラッシュ レジェンドノニト・ドネア49戦42勝(29KO)7敗

 

 

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プロ野球 先週の巨人(5/31~6/5) 過去の交流戦通算成績で負越している2球団相手の1週間。

両リーグ感想

今の形になって交流戦はあっという間に試合が消化される。

今週は早くも最終週。

各チーム残り2カード6試合だ。

12試合消化時点で交流戦首位はヤクルト。

昨年後半以上に安定感があって連敗をしない。

2位に僅か1ゲーム差で阪神

日本ハムとの3連戦で完全にチームが覚醒した。

今週の相手が3位に並ぶソフトバンクオリックスとの6連戦。

奇しくもヤクルトと対戦相手が同じ。

ここで阪神が勝ち越せばたとえ優勝できなくてもCS進出の目が十分出てくる。

先週の巨人

スコア

5/31 対ソフトバンク 1対3●

6/01 対ソフトバンク 3対6●

6/02 対ソフトバンク 3対0〇

6/03 対ロッテ   10対3〇 

6/04 対ロッテ    2対1〇

6/05 対ロッテ    4対10●

主な打者の成績

吉川    22打数4安打  打点1 .188 .299

ウォーカー 25打数10安打 打点6 .400 .312

丸     23打数9安打  打点4 .391 .288

岡本    21打数5安打  打点4 .238 .243

ポランコ  20打数5安打  打点1 .250 .276

増田陸   20打数7安打  打点4 .350 .333

中山    16打数5安打  打点0 .313 .208

小林    11打数0安打  打点0 .000 .173

大城     7打数0安打  打点0 .000 .221

中田     6打数0安打  打点0 .000 .215

中島     3打数1安打  打点2 .333 .224

週間チーム打率  200打数48安打 .240 .243

※赤字は今季通算打率

投手成績

5/31先発アンドリース  6回    自責点0 0.00

  ブルペン)   3回    自責点

6/01先発赤星()   4回1/3 自責点6 4.91

  ブルペン      4回2/3 自責点

6/01先発菅野()   8回     自責点0 2.77

  ブルペン      1回     自責点

6/01先発戸郷()   7回     自責点0 2.88

  ブルペン      2回     自責点

6/01先発メルセデス)7回1/3  自責点1 2.01

  ブルペン      1回2/3  自責点

6/01先発山崎伊()  2回1/3  自責点3 3.44

  ブルペン      6回2/3  自責点

週間先発防御率   35回 自責点10 2.57 3.44

週間ブルペン防御率 19回 自責点12 5.68 3.41

週間投手陣防御率  54回 自責点22 3.67 3.43

※赤字は今季通算防御率

感想

巨人が交流戦で負越している2球団が先週対戦したソフトバンクとロッテというのは前回書いた。

その2球団相手に3勝3敗ならば満足ではないが、まあ上等だろう。

佐々木朗希投手を打ち崩したのは気持ちよかった。

岡本はオープン戦に続いて佐々木からホームラン。

戸郷が堂々と投げ勝って6勝目。

今年こそ二桁勝って、それにいくらプラスして勝ち星を積み重ねることが出来るか。

10勝10敗の投手から15勝5敗の投手に成長してくれればうれしい限りだ。

菅野の防御率が2点台に入ってきて少しずつ安定してきた。

メルセデスを加えた3本柱が防御率2点台で、これにアンドリースが期待通りの内容。

残る二人は流動的だが、少しずつ投手王国に向けて体制を整えつつある印象だ。

打線は増田陸が嬉しい誤算と言うべき活躍。

坂本抹消後ショートを守る中山も頼もしく、ヤングジェネレーションの台頭は将来に向けて明るい展望だ。

あとは何と言ってもポランコとウォーカーの両外国人。

来日してからでないと獲得が成功したかどうかなんてわからない。

チームにとって外国人の活躍の度合いで順位が大きく変わる。

巨人は久々の当たり!である。

新戦力の選手達が最後まで好調を持続してくれれば結果は自ずとついてくる。

巨人も今週の西武、楽天6連戦の結果次第では逆転優勝の目は当然あるし、そうなればペナントの上位は約束されたものだ。

ではまた来週。

 

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ダービー 武騎手 ドウデュースで6度目のダービー制覇 史上最多記録を更新

武豊は本当に絵になる男だ。

これほどに競馬が老若男女幅広く支持されるようになったのは武騎手によるところも大きいことに異を唱える競馬ファンはいないだろう。

何しろやること話すこと全てがスマート。

若いころから積極的にテレビに出て競馬のすそ野を広げてきた。

もちろんテレビに出て目立っているだけではない。

本業も輝かしい成績。

落馬の後遺症や社台との軋轢(と言われているが)などで一時精彩を欠いていたが、少しずつ調子を戻しキタサンブラックとのコンビでは完全復調を世に示した。

そしてダービーだ。

レース前からかなりの自信を表明していた。

昔から武騎手は言動と結果が一致することが多い。

煙幕を吐くことは絶対にない。

自信がある時は率直にマスコミに向けて表明する。

今回のドウデュースについてもダービーは特別のレースであり、チャンスだとはっきり述べていた。

レースは単騎逃げのデシエルトを先頭に少し離れてアスクビクターモア。

その後を10頭ほどが団子で集団を形成。

ドウデュースはその集団から少し離れた13番手を進んでいた。

身長の高い武騎手独特の美しいフォームはすぐに彼とわかる。

よほど自信がないとあの位置に平然とつけることは出来ない。

レース前も話していたが馬の状態が非常に良くて信じ切っていたことがわかる。

私は競馬という物は4コーナーまでは如何に馬をリラックスさせた状態で走らるかで勝負が決まると考えている。

それが出来ていればこそ最後の直線で騎手がゴーサインを出したとたん爆発的な末脚を披露することが可能なのだ。

ドウデュースも4コーナーを回って馬場の外側から武騎手のゴーサインで怒涛の追い込みを決めて最後イクイノックスの追撃を抑えて見事優勝。

自らの持つダービー制覇最多記録を6に更新したのだ。

ドウデュースの父親は有馬記念ディープインパクトが初黒星を喫したハーツクライで、2着のイクイノックスの父親がキタサンブラック

ハーツクライに騎乗していたのがルメール

競馬はブラッドスポーツという側面も見せてもらえて実に面白いダービーだった。

異常に速いタイムだったので脚のケアをしっかりして(これは全馬に言えることだが)凱旋門賞に向かって欲しい。

余談だが今回ダービーの枠順発表を見るまで、私、実はイクイノックスのことをずっと、イクノイックスと思い込んでいた。

いやはや(^^;)

 

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