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フィギュアスケート ISU今季導入の新規定を保留と発表

驚きのニュースが飛び込んできた!

1カ月前に今季から適用のフィギュアスケート新規定について思いを書いた。

この変更がけっこう大きな物で、特にクワドについてはループ、フリップ、ルッツの3種のチーズが・・・いやジャンプが全て同じ基礎点になると発表があったことを受けての投稿だった。

さらに回転不足についてもqマークが新設され、回転が1/4不足していた場合、基礎点は与えるがGOEで減点する・・・って内容だった。

それが何とISUから、今季はこの変更を保留するって発表があった。

コロナ禍により練習再開が遅れておりその影響を考慮すると言うのが理由。

今年予定されていた変更は北京五輪まで有効となるはずだったので、逆に言うと今回の変更は北京五輪以降でないと実行されないということだ。

選手への影響だが、当然机上では新基礎点に基づいてプログラム構成を考えていただろうが、実際にはクリケットがようやく練習再開という状況。

まだリンク上で新プログラムを滑った選手はほとんどいないと思われる。

なので、もう一度ジャンプ構成をどうするか修正する必要はあるだろうが、大きな影響はないと考えたい。

それより、今季本当にフィギュアスケートがまともに開催されるのか。

そっちの方が心配だ。

まず今季GPシリーズは10月23日スケートアメリカで開幕。

開催可否は12週間前の8月1日に決定とのこと。

以降のシリーズも同様の時間軸による開催可否決定となるようだ。

既にジュニアGPシリーズは一部の中止が決定。

日本では現在コロナ感染は落ち着いているが、世界を見れば1日の感染者数が過去最大を記録するなど全くおさまる気配を見せていない。

ISUの変更保留は、今季まともなシーズンは送れないという判断を現時点ですでに下している証明のように思える。

五輪1年前の大切なシーズン。

今シーズンがまともに行われないとすれば・・・。

選手に与える影響は計り知れない。

 

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