言い訳にしかならないが、仕事はもちろんプライベートでも優先すべき事項があってブログの更新がなかなか思うように出来ない。
「先週の巨人」だけは続けていきたいので優先順位高めにしているが、それ以外にも書きたいことはたくさんある。
しかし、ひとつ書くにしてもニュースだけでなく、多くの関連情報などを頭に入れた上で書くことが最低限必要なので、これが大変だ。
そうでなくても、それほど深い~話を書けていないので、杉村太蔵ではないが益々薄口ブログ化してしまうようで何だか自己嫌悪に陥りそうな今日この頃である。
それでも書かなければ益々書くことが億劫になって更新できなくなるので、最近は頑張って投稿している。
前々回フィギュアスケートの三原選手について書かせていただいたが、今日もフィギュアスケートについてアップしようと思う。
コロナ禍で影響を受けたスポーツ数あれど、フィギュアスケートは最も影響を受けたスポーツの中のひとつだろう。
雑記的に思いつくまま。
書くことは楽しいのだ。
今季は例年のシリーズとは全く異なる。
6か国でナショナル大会が行われるような物で、開催国の選手か開催国を練習拠点にしている選手しか参加資格がない。
シリーズには各選手1回限りの参加(地元でしか出られない訳だから当然か)。
世界ランクに関係するポイントの付与はなし。
中国で開催予定のファイナルについては日程も含めて流動的だ。
日本ではコロナに関しては楽観的といった趣だが、世界に目をやると沈静化の見込みは立っておらず、1日の感染者数が過去最大を記録するなど悲観的な状況が続いており、本当にシリーズが無事に開催されるかは確定的ではない。
オリンピック前の大切なシーズンだが北京五輪への見通しは立っていない。
選手によってコンディショニングが異なりすぎて、今季は世界フィギュアの結果さえもオリンピックの展望という意味からはあまり参考に出来ないと思う。
だいたい世界選手権自体開催出来るのだろうか。
コロナに対して集団免疫を得ることを国策とした国だが果たして・・・。
羽生選手GPシリーズ欠場
こういった状況の中、羽生選手が早々にGPシリーズの欠場を表明。
羽生選手はオリンピック連覇も成し遂げ、北京五輪については自然体でいると思う。
身体に不安要素が少ない状態で、納得いくパフォーマンスが出来て金メダル争いが出来ると踏めば当然五輪も視野に入れるだろう。
そうでなければ現役にしがみつくことはないと思う。
そういう意味でGPシリーズ欠場の決断は、まだまだ五輪に向けてコンディションを整えていきたいという気持ちの表れに違いない。
コロナ禍でなければ。ネイサン・チェンに勝って世界最高点を叩きだす。
これを最大の目標にしていたと思われる。
満身創痍の羽生にとっては良い休息になるはずで、少しでも足の不安を取り除ける貴重な時間になってくれるはずだ。
活発に行われるコーチの変更
今シーズン、トゥルソワとコストルナヤが師事していたエテリを離れプルシェンコの門をたたいた。
ロシア3人娘ではシェルバコワだけがエテリの元に残ったことになる。
と思ったら、メドベージェワがエテリに再び師事。
日本のアイスショー参加の為、拠点のカナダから来日したもののショーが中止となり、コロナパンデミックの中、カナダに戻れずロシアでリモートによりオーサーの指導を仰いでいたが、リモートには限界があり、結局クリケットから離れることになった・・・というのが理由らしいが、メドベージェワは迷いが生じているのではないか。
自分が考えていた復活へのプロセスと、オーサーの考えているステップに差異が生じ、メドベージェワにはそれが受け入れがたいものだったのが、一連の行動に表れた気がしてならない。
私個人としてはオーサーの元で一味違うメドベージェワを見せて欲しかったが、応援する気持ちに変わりはない。
腰痛が心配と書かれているが、何とか復活して欲しい。
日本では紀平梨花がステファン・ランビエルにコーチを変更。
否、変更ではないのか、濱田コーチの名も残っているので正確にはステファンをコーチに加えたという言い方が正しい・・・のだろう。
これで日本は男女エースが(羽生は別格)ステファンに師事することとなった。
この選択がどう出るのかわからないが、世界を目指すためには国内に留まるより世界に飛び出す方が良いと思う。
GPはフランス杯に出場予定で、ほぼぶっつけになるが注目したい。
帰ってきたグレイシー・ゴールド選手
摂食障害、鬱、彼女はそれを乗り越えていよいよ本格的にリンクに戻ってくる。
グレイシーの実績は改めてここで書くこともないだろう。
彼女が病魔に襲われて試合に出られない状態に陥ってたことは聞いていたが、あそこまで・・・とは思っていなかった。
平昌を断念し治療に専念したのちに復帰した2018~2019年GPシリーズロステレコムでの彼女を見た時は一瞬言葉が出なかった。
それでも前を向いて賢明に演技する姿を見て、その勇気に拍手を送るしかなかった。
フリーは欠場したが(賢明だったと思う)時間がかかってもいいから再びその姿を見せて欲しいと心から願ったのを覚えている。
そして迎えた今年1月の全米選手権。
グレイシー・ゴールドはリンクに帰ってきて最後まで滑り切った。
世界中がコロナ禍にあえぐ中で、どん底の状態から復活したグレイシーの姿は世界に勇気と希望をあたえるだろう。