大相撲秋場所が終わった。
東西横綱が揃って千秋楽まで相撲を取るのはいつ以来だろう。
結果は両横綱による優勝決定戦という最高のシチュエーションで大の里が優勝。
豊昇龍も意地を見せて、本割で大の里に圧勝。
共に13勝2敗で千秋楽を終えた。
久しく見られていなかった横綱同士の優勝争い。
こうして目の前で繰り広げられるのを見て、改めてこれでこそ大相撲と思った。
一部に(いやもっと大きな声かもしれないが)14日目の豊昇龍の変化に対し辛辣な声をあげる向きもあるが、私は豊昇龍の勝利への執念と思いたい。
豊昇龍だってわかっているのだ。
変化して負けたら最悪だが、勝って千秋楽に望みをつないだので今回は良しとしたい。
実際、優勝決定戦まで持ち込んだ訳だから。
これで来場所以降も両横綱を中心に土俵が回っていくのは間違いない。
13日目豊昇龍に勝った相撲は素晴らしかった。
この相撲がとれるなら、再度綱取りを目指せる。
そう思ったのも束の間、何と右膝内側側副靱帯の損傷で休場。
全治3週間の発表だが、もしかしたら怪我が長引き大関陥落もあり得る重症だ。
ここは無理をせず、完全に治して欲しいところだが、公傷制度の復活を真剣に考えてもらいたいと強く願う。
ここ最近の場所を見て思うことは、横綱を目指せる力士と、そうでない力士がはっきりしてきたということ。
この拙ブログではかねてより、将来の横綱候補を幾度か掲げていたが、残念ながら多くの力士が壁にぶつかったり、怪我に泣いたりしてしまう状況。
上位に進出しても、連続で好成績を残せる力士が少なすぎるのだ。
現時点で将来の綱候補としては以下の3力士を掲げておきたい。
安青錦、伯桜鵬、草野。
さて来場所は早くも1年納めの九州場所。
横綱として初優勝を飾った大の里。
綱昇進後最高の13勝をあげた豊昇龍。
来場所も両横綱を中心に土俵を盛り上げていってもらいたい。
九州場所は10月27日番付発表、11月9日初日、23日千秋楽だ。