後がない巨人にとって交流戦で上位に食い込むことは最低条件だった。
しかし結果は7勝8敗3分と勝ち越すことも出来なかった。
ほぼ巨人の優勝の目はなくなったというのが正直な感想だ。
一縷の望みはオリンピック休止で両チームのコンディションに大きな変化が出た時。
ゲーム差7はあまりにも大きい。
CS圏内確保に目標を変換しなければならないかも。
先週の結果
スコア
6月8日 対オリックス 3対3△
6月9日 対オリックス 1対3●
6月10日 対オリックス 0対6●
6月11日 対ロッテ 5対1〇
6月12日 対ロッテ 11対4〇
6月13日 対ロシア 4対5●
主な打者の結果
若林 11打数2安打 打点1 .182 .231
松原 23打数8安打 打点2 .348 .273
坂本 10打数4安打 打点2 .400 .307
岡本 22打数7安打 打点10 .318 .256
ウィーラー 21打数7安打 打点2 .333 .345
中島 21打数5安打 打点4 .238 .289
亀井 17打数4安打 打点2 .235 .197
スモーク 14打数2安打 打点0 .143 .272
吉川 7打数1安打 打点0 .143 .312
廣岡 10打数1安打 打点0 .100 .183
石川 10打数1安打 打点0 .100 .222
湯浅 8打数3安打 打点0 .375 .375
立岡 4打数2安打 打点1 .500 .250
北村 6打数3安打 打点0 .500 .375
週間チーム打率 209打数52安打 .249 .254
※赤字は今季通算打率
投手成績
6月8日 今村 5回 自責点0 2.56
6月9日 サンチェス 6回2/3 自責点3 4.53
6月10日 高橋 7回 自責点6 2.80
6月12日 戸郷 7回 自責点2 4.22
6月13日 菅野 2回2/3 自責点4 2.72
週間先発防御率 35回1/3 自責点16 4.08 3.45
週間ブルペン陣防御率 15回2/3 自責点6 3.45 3.57
※赤字は今季通算防御率
感想
実力のパリーグの面目を保った。
しかし今年は最後までセリーグが頑張った。
2位以下に阪神、DeNA、中日、ヤクルトとセ4球団が並ぶ。
巨人はその下の下の下の下。
交流戦3位以内で過去全て優勝って書いたが、セリーグ内5番目では話にならない。
それにしてもベストメンバーが組めない状況が続く。
坂本が戻ってきたのに吉川が死球で離脱。
吉川は怪我が多い。
今回は死球だが、そういう定めを持っているのかと思ってしまう。
打撃好調だっただけに痛い。
丸は不調でファームで調整。
ウィーラーが隠れ首位打者でひとり気を吐いている状況。
岡本も十分にやっているが波が大きすぎる。
コンスタントに打ててこそ巨人の4番だ。
精進して欲しい。
ここは3連勝を狙うしかない。
優勝の可能性はかなり低くなってきたが、CSがある。
私はCS反対論者だが、開催される限りは狙うしかない。
2位、3位で日本シリーズに出る是非はともかく下剋上あるのみだ。
阪神のアキレス腱は守備の拙さ。
短期決戦では守備の乱れは命取りになる。
失策数断トツの阪神。
巨人が付け入るチャンスはそこだと思う。
そのためにも公式戦は勝っておかねばならない。
その昔、パリーグ2シーズン制。
前期優勝の野村南海が後期実力ナンバー1の阪急に全敗して死んだふり。
プレーオフで見事優勝という離れ業は現代では使えないだろう。
先週登板のサンチェスと今村は抹消。
高橋、メルセデス、戸郷、菅野の4人の投手をどう起用する?