影無茶のスポーツ24/7

ルール知らなくても面白く読んでいただけることを目指します

プロ野球 先週の巨人 9月14日~19日      菅野で阪神戦快勝により優勝戦線踏み止まる

実際の所、先週の巨人の戦い方を見たら終戦と考えても間違いではない。

しかしここのところ、毎週毎週ほんの少しの希望を残す流れが続く。

日曜日に菅野が阪神戦で好投して勝利する。

これが実現できたので、本拠地で6試合阪神戦を残すことに活路を見出すのだ。

この阪神戦残試合6に最低でも4勝2敗。

現時点での阪神の調子を見て4勝できれば逆転優勝の目は残っている。

いつものように先週の結果を記した後、今回は少し数字遊びをやってみる。

先週の結果

スコア

9月14日 対DeNA 2対3●

9月15日 対DeNA 7対6〇

9月17日 対ヤクルト 2対8●

9月18日 対ヤクルト 6対6△

9月19日 対阪神   8対1〇

主な打者の成績

吉川    18打数5安打 打点3  .278 .291

坂本    19打数9安打 打点10 .474 .291

丸     11打数1安打 打点0  .091 .245

岡本    19打数4安打 打点2  .211 .277

中島    10打数1安打 打点2  .100 .291

亀井    19打数4安打 打点0  .211 .208

松原    20打数7安打 打点1  .350 .272

ウィーラー  7打数1安打 打点1  .143 .291

大城     9打数2安打 打点2  .222 .235

小林     5打数0安打 打点0  .000 .114

ハイネマン 11打数2安打 打点1  .182 .158

北村     4打数2安打 打点1  .500 .260

八百板    2打数1安打 打点1  .500 .500

週間チーム打率  167打数42安打 .251 .247

※赤字は今季通算打率

投手成績

9月14日  山口 6回1/3 自責点2  3.33

9月15日  戸郷 7回    自責点4  4.03

9月17日  高橋 4回    自責点3  3.13

9月18日  メルセデス4回  自責点5  3.53

9月19日  菅野 7回    自責点1  3.52

週間先発防御率    28回1/3 自責点15 4.76 3.71

週間ブルペン防御率 16回2/3 自責点9  4.86 3.53

週間投手陣防御率   45回    自責点24 4.80 3.64

※赤字は今季通算防御率

感想

何というか、最近の巨人は負け方も勝ち方もあまり褒められたものではない。

逆転サヨナラは聞こえは良いが、今年DeNAには開幕から11戦負けなしだったのに、その後8戦勝ち無しで逆転サヨナラは7月3日以来の勝利だった。

DeNAにも意地があるだろうが、それにしてももう少し何とかならなかったのか。

しかし終わったことは仕方がない。

泣いても笑っても残り27試合。

最初に書いたが本当なら先週の成績では終戦と言われても仕方がない。

しかし最後、菅野で阪神に快勝したことで一縷の望みを持つことが出来た。

以下は最初に書いた数字遊びを書いてみる。

巨人の残り試合が27。

阪神の残り試合が29。

直接対決が6試合。

これを5分の成績では話にならない。

最低でも4勝2敗、出来れば5勝1敗でまとめなければならない。

もちろん6戦6勝なら文句のつけようがないが現実的ではない。

阪神以外のチームのここまでの対戦成績と残試合は以下の通り。

〇ヤクルト 10勝6敗3分 残試合6

〇DeNA  9勝6敗5分 残試合5

〇中日   10勝9敗3分 残試合3

〇広島   10勝7敗1分 残試合7

ここまでの通算成績を考慮に入れて残りの球団別勝敗を以下のように予想する。

〇ヤクルト 4勝2敗

〇DeNA 3勝2敗

〇中日   2勝1敗

〇広島   5勝2敗

これで合計14勝7敗となる。

これと阪神戦が4勝2敗の場合は18勝9敗、5勝1敗で19勝8敗だ。

他球団との残試合の成績に比べて阪神戦が良すぎると思われるかもしれない。

だが阪神戦が3勝3敗以下の成績だった場合はとてもじゃないが優勝は無理だ。

なので阪神戦以外4球団との勝敗は割と現実的な数字にしている。

巨人が残り18勝9敗なら最終成績73勝54敗16分、勝率.5748。

巨人が残り19勝8敗なら最終成績74勝53敗16分、勝率.5826。

これを阪神が上回るには巨人戦を2勝4敗の場合、

他の4球団との対戦を16勝7敗で合計18勝11敗。

最終成績80勝58敗5分、勝率.5797

巨人が残り19勝8敗なら巨人優勝。

巨人が残り18勝9敗なら阪神優勝

他の4球団との対戦を17勝6敗で合計19勝10敗。

採取成績81勝57敗5分、勝率.5869

これなら巨人の成績が上記2パターンでも阪神が優勝だ。

阪神が残る巨人戦を1勝5敗で終えた場合は他球団との対戦が厳しくなるだけだ。

今年は予想通り引き分け数が例年に比べてずば抜けて多い。

ところが阪神だけが極端に少ない。

例年なら優勝ラインを勝利数で表すが、今年は勝利数ではなく勝率.575~.580を優勝ラインとして見た方が良いだろう。

今週は前半が広島、後半が阪神との6連戦。

優勝を目指すためには共に2勝1敗の合計4勝2敗が最低ラインと思うがどうか。

ではまた来週。

 

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プロ野球 先週の巨人 9月7日~12日 残念としか言いようがない結果

前回、この1週間は悪くても4勝2敗で乗り切らないといけないと書いた。

ところが結果はこうだ。

先週の結果

スコア

9月7日  対DeNA 2対8●

9月8日  対DeNA 1対4●

9月9日  対DeNA 5対5△

9月10日 対中日   1対10●

9月11日 対中日   4対5●

9月12日 対広島   2対1〇

主な打者の成績

丸      11打数1安打 打点1 .091 .251

坂本     21打数8安打 打点0 .381 .280

吉川     26打数7安打 打点3 .269 .292

岡本     24打数6安打 打点4 .250 .280

中島     17打数6安打 打点1 .353 .304

中田      8打数1安打 打点0 .125 .150

ウィーラー  12打数2安打 打点0 .167 .294

松原     22打数7安打 打点3 .318 .266

大城      6打数0安打 打点0 .000 .236

岸田      7打数2安打 打点1 .286 .143

小林      7打数1安打 打点1 .143 .128

亀井     10打数3安打 打点0 .300 .207

廣岡      4打数1安打 打点1 .250 .180

立岡      4打数1安打 打点0 .250 .192

ハイネマン   8打数1安打 打点0 .125 .125

週間チーム打率  204打数51安打 .250 .247

※赤字は今季通算打率 

投手成績

9月7日   菅野    4回1/3 自責点

9月8日   山口    5回    自責点4  3.40

9月9日   戸郷    5回    自責点3  3.96

9月10日  高橋    4回1/3 自責点5  3.01

9月11日  メルセデス 3回    自責点5  3.02

9月12日  菅野    7回    自責点1  3.72

週間先発防御率    28回2/3 自責点25 7.85 3.66

週間ブルペン防御率 23回1/3 自責点8  3.09 3.48

週間投手陣防御率   52回    自責点33 5.71 3.59

※赤字は今季通算防御率

感想

1勝4敗1分。

予想をするにあたって、最悪の場合も考えるがこの成績はその最悪をも下回る。

9試合連続勝ちが無し。

観戦に行った菅野の好投で勝利した9月1日京セラドーム以降10日間勝ち星なし。

一瞬首位に立ったが、これだけ勝てなければそりゃあ順位も落ちる。

この間失点51。

1試合平均失点が5なので計算上6点取らないと勝てない。

今の巨人打線はコンスタントに毎試合6点取るのは困難だ。

確かにホームラン数は両リーグ断トツトップ。

しかしチーム打率はセリーグ5番目。

ここまで111試合戦って1試合平均得点は3.9だ。

これを投手陣を中心とした守りで勝つのが巨人の戦い方だ。

その投手陣、特に先発が先週崩れた。

火曜日のDeNA初戦で菅野が炎上。

中4日登板の広島戦で好投し特俵で踏みとどまった印象だが、見通しは明るくない。

原監督は先週から先発を5人で回している。

2週続いた6連戦は火曜日から土曜日まで中5日で先発を回し、日曜日は火曜日の先発を中4日で登板させるローテを組んでいる。

このようなローテを組んでいるのは巨人だけだ。

後の5球団は中6日で先発を回している。

2週目にして先発が崩れたのは中5日、4日方式の疲労なのか?

たまたまそういう巡り合わせなのか。

今週は木曜日に試合がないので火曜日に山口、水曜日が戸郷と中5日だが、金曜から中6日で高橋➝メルセデときて甲子園最後の阪神戦で菅野登板となる。

ここ2週間の戦いを見る限り巨人優勝の可能性はかなり難しい印象だが、阪神戦が7試合残っていることに望みをかけて、そのためにも今週は何が何でも5連勝を狙うくらいの気構えで戦ってもらいたい。

優勝するためには、今週、菅野で阪神に勝った上での4勝1敗が最低条件だ。

 

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紀平梨花 オリンピックシーズン直前にクリケットクラブに仲間入り

東京オリンピックが1年延びたので、来年北京五輪があることにピンとこない。

しかしそのことを改めて思い出させてくれるニュースが飛び込んできた。

紀平梨花選手がブライアン・オーサーの指導を受けるとのこと。

これがオリンピックシーズン突入直前の今決まったことに驚いた。

紀平選手が旋風を起こしたのが2018~2019年シーズン。

ザギトワが彗星のように出て来て平昌オリンピックを制した翌年だ。

国際大会6連勝を飾ったものの世界選手権で4位。

結果は残念だったが北京へ希望を持たせてくれるに十分の活躍だった。

あれから3年。

当初の期待からすれば物足りないというのが正直な感想だろう。

コロナ禍によりスケジュールが大きく狂ったことは確かに大きな原因だ。

しかしそれでも昨シーズンの世界選手権での出来は残念としか言いようがなかった。

クワドを回避しなければならなかったフリー。

あれが本当の姿ではないことはわかるが、神経質な部分がもろに出てしまって、結局得意なルッツまでダウングレードをくらってしまった。

オリンピック前の大事なシーズンを不本意な出来で終えてしまったことは北京に向けて大きなマイナス要因だ。

昨シーズンにクリケット入りも模索されたがコロナ禍で断念。

結局スイスを拠点にランビエールコーチに師事したが、クワドを完全に自身の武器にすることは出来なかった。

本人も何か変えなければいけないと強く思ったんだろう。

それが改めてクリケットクラブの門をたたくとの決断に至った訳だ。

日本に居ると常にマスコミから注目を浴びて過度なプレッシャーを受けてしまう。

拠点をカナダにすることでそういった点からは解放される。

練習環境は大きく変わると思うが、元々自主性が強い(と思う)紀平選手だけに、クリケットの自由な雰囲気は合うと思うし、家族的な雰囲気も感じられるので孤独に陥ることもないだろう。

北京に向けて勝負に出た紀平選手。

環境に恵まれたクリケットで紀平選手の更なる素質が開花することを願うばかりだ。

 

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プロ野球 先週の巨人 8月31日~9月5日   菅野で勝ったが首位陥落 阪神の執念が上回った

先々週復帰の菅野はピリッとせず敗れたのに首位に立った巨人。

先週は菅野が素晴らしい内容で勝ち投手になったのに首位を陥落してしまった。

その原因は?

先週の結果

スコア

8月31日  対ヤクルト 10対8〇

9月1日   対ヤクルト  2対0〇

9月2日   対ヤクルト  2対2△

9月3日   対阪神    3対7●

9月4日   対阪神    3対4●

9月5日   対阪神    6対6△

主な打者の成績

丸      23打数3安打 打点4 .130 .256

坂本     21打数5安打 打点0 .238 .272

吉川     23打数8安打 打点5 .348 .295

岡本     22打数6安打 打点6 .273 .282

中田     15打数3安打 打点0 .200 .156

ウィーラー  17打数5安打 打点0 .294 .299

松原     19打数5安打 打点4 .263 .262

大城     14打数2安打 打点1 .143 .241

小林      5打数1安打 打点0 .200 .125

中島      7打数3安打 打点3 .429 .298

亀井      6打数2安打 打点1 .333 .200 

若林      6打数1安打 打点1 .167 .231

週間チーム打率  195打数45安打 .231 .247

※赤字は今季通算打率

投手成績

8月31日  メルセデス  4回2/3 自責点

9月1日   菅野     8回    自責点0  3.27

9月2日   山口     7回    自責点0  2.95

9月3日   戸郷     6回1/3 自責点5  3.89

9月4日   高橋     6回    自責点2  2.72

9月5日   メルセデス  5回    自責点0  2.38

週間先発防御率    37回 自責点11 2.68 3.45

週間ブルペン防御率 15回 自責点11 6.60 3.50

週間投手陣防御率   52回 自責点22 3.81 3.47

※赤字は今季通算防御率

感想

先週は3位ヤクルトに2位阪神との6連戦。

上位球団との対戦を2勝2敗2分けで終えたのだから本来なら良しとすべき。

しかしどう考えても阪神3連戦の2敗1分けは痛すぎる。

3試合とも先行しての逆転負け。

3連勝していても何の不思議もない試合展開だった。

ただただ阪神の勝利への執念が巨人を上回ったとしか言いようがない。

佐藤輝明の存在を全く感じさせない中での阪神の粘り。

これは極端に言えば今シーズン初めてだと思う。

それにしても日曜日の試合は負けなくて良かった。

いや、本来なら6点リードしていたんだから勝っておかねばならない試合。

結局ほころびはエラーからだった。

何の変哲もない打球。

鉄壁な守備を誇る巨人が守備の綻びからリズムを崩してしまう。

若林、廣岡には猛省をしていただきたい。

それにしても観衆多かったな。

これってほんとにOKだったの?

当然認められてるんだろうけど、オリンピックや高校野球と変わらない時期なのに同じ日本だと思えない。

京セラドームよりも明らかに密だった(ように見えた)。

こういうあたりにコロナ対策の中途半端さが見えてしまう。

 

明るい材料は何と言っても菅野の復活。

もう1試合見ないと断定できないが1日のヤクルト戦は完全復活と言える内容。

現地観戦出来た試合だが、球に力がこもっていた。

正に銭の取れる投球だった。

先発陣は中5日で回した先週。

メルセデスに至っては中4日で登板してきた。

それである程度の内容で役目を果たしているので、ブルペンさえ力を出せれば投手陣は総合的にセ界ナンバー1だと思う。

打線は相変わらずだが、それでも点は取っている。

一時は8ゲーム差あった首位に追いついたのは事実。

それに原監督のどのような状況になっても慌てず騒がずの表情が良い。

これがファンに不思議な安心感を与えてくれる。

百戦錬磨の監督だけに勝負所はまだまだこれからと思っているのだろう。

阪神との直接対決は7試合残っている。

しかも9月19日の甲子園が終われば残り6試合は全てホームの東京ドームだ。

そのためにも下位に取りこぼしは最小限度にしたい。

今週はその下位3球団と変則6連戦。

最低でも4勝2敗で乗り切らなければならない。

先週中5日、4日で回した先発陣。

今週は6人目の先発がどこかで必ず必要となってくる。

DeNA初戦に6人目の先発を持ってくるのか、中5日で菅野なのか。

阪神戦の悪い流れを断ち切るためにも初戦は菅野と思うが果たして。

打線については中田より中島を使うべきとだけ書いておこう。

ではまた来週。

 

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年に1度のお楽しみ 巨人ホームの京セラドーム    眼前で菅野復活の快投!

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恒例!年に一度のお楽しみ。

関西のジャイアンツファンが大阪で、何の遠慮もなく一丸となって応援できる京セラドームのホームゲーム。

昨年はコロナ禍で断念したので2年ぶりの観戦。

とは言う物の昨年より状況は悪い( ;∀;)

二重マスクに消毒スプレーも持参。

ワクチンも2回目を8月頭に接種済み。

入場前の検温、座席をQRコードで読み取って、チケット控えに名前と連絡先、座席番号などを記入してBOXに投函。

席も余裕を作って密にならない形での販売。

もちろんアルコールは販売無し。

売り子さんはノンアルコールビールのパネルを掲げて無言で歩いて笑顔でアピール。

いわゆるひとつの感染対策を施しての開催だ。

試合は中5日で菅野が当番。

一部には戸根の先発も言われていたので、菅野の予告先発を聞いた時は飛び上がって喜んだ。

生菅野は初めて。

過去に生堀内、生江川、生桑田は見てきてそれぞれが記憶に残るピッチングをみせてくれたので、菅野にも期待!

いやあ、素晴らしかった。

今季不調が嘘のような快投。

3回までに4連続を含む6三振。

生で初めてわかる菅野の凄さ。

一球一球、何と言うか、球の力が違う。

魂がこもってる感じ。

8回までぼてぼての内野安打1本だけ。

これマジノーヒットノーランの可能性あったと思う。

しかし、ちょっと球数多めだったのでこの1本はかえって良かったかも。

これだけは何とも言えません。

そのおかげ?で9回ビエイラの32試合連続無失点の外国人新記録を見られた!

球場内がどよめく164キロのスピード。

中川、デラロサなどブルペン陣も整った。

その上、菅野に本来のピッチングがよみがえった今日の試合。

正に鬼に金棒。

巨人ペナント制覇に大きな大きなエース復活だ。

 

巨人2対0ヤクルト

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