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JRA思い出のレース 2014年札幌記念 ハープスター ゴールドシップと共にまくってきた

仕事以外全部趣味

競馬を見だして、かれこれ50年以上。

競馬を知るきっかけはタニノムーティエだ。

馬券を買える年齢ではなかったが、日曜日のテレビ中継は欠かさず見ていた。

馬券を買いだしたのは社会人になってからで最初は名前で買う馬を決めていた。

その後いわゆるケントク買いにハマった時期もあった。

高本方式の全盛期だ。

2~3冊本を買った(今も捨てずに持っている)。

セミナーにも参加したことがある(笑)。

いまとなっては良い思い出だ。

これだけ長く競馬を見ていると記憶に残るレースは数多い。

 

今回は2014年の札幌記念を振り返る。

勝ったのはハープスター

前回の思い出のレース「函館記念」で触れたが、札幌記念は元々ダートの重賞だった。

しかし札幌競馬場芝コース新設により1990年から芝のレースとなり現在に至る。

途中1997年からGⅡに格上げされ、出走馬も豪華になりGⅠ馬も休養前や、海外遠征前にこのレースを使うケースが増えてきた。

1着賞金はGⅡレースでは最も高額で、現在はスーパーGⅡと呼ばれている。

将来夏のGⅠレースとして格上げされる可能性も十分にある。

さてハープスターだが、新馬戦を勝ち上がり、2戦目の新潟3歳ステークスでは後の皐月賞イスラボニータに快勝。

GⅠジュベナイルフィリーズでは2着に敗れたがチューリップ賞桜花賞と連勝。

これら全てが、届かないような位置から直線だけで怒涛の追い込みにより、一気に抜け出して勝利するというとんでもない勝ち方。

桜花賞を見た限り、引退するまで負けることはないと思っていたが、オークスでは大外後方から追い込んでくるがいつものハープスターのような切れ味は不発で、クビ差届かずヌーヴォレコルトに敗れてしまう。

この模様をテレビを見てて呆然として言葉が出なかったことを昨日のように思い出す。

当時スポナビ桜花賞の予想とオークスの結果について投稿した記事が残っているので、最後に貼りつけさせていただくので、お時間のある方は読んでいただければ嬉しい限りだ。

そんなハープスター桜花賞前に凱旋門賞挑戦を発表していた。

そのたたき台として出走したのが札幌記念だ。

このレースには同じく凱旋門賞に挑戦するゴールドシップも出走しているが、ハープスターと2頭が最後方からレースを進め、3コーナーで両馬がまくって進出してくるあたりは見応え充分だ。

ハープスターは、いつもと違い4コーナー回って直線入り口で早くも先頭。

これをゴールドシップが追う形となるが、結局ハープスターがレースを制した。

ハープスターの潜在能力の高さを改めて知らされたレース。

例によって貼り付け可能なYouTube映像から。

 


www.youtube.com

 

ハープスターはこの後ロンシャン競馬場凱旋門賞に出走。

3歳牝馬は斤量的に有利だったが、追込み届かず6着と期待に応えられなかった。

帰国後のジャパンカップも5着。

明けて4歳も海外含めて2戦走った、結果を残せず現役を引退した。

本当ならもっとGⅠレースを勝てる能力を持っていたが、追込み一辺倒の脚質だったことが災いしたのか、最後尻すぼみになってしまったのは残念でならないが、間違いなく記録よりも記憶に残る名馬だったと私は思っている。

 

戦績:11戦5・2・0・4

 

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