影無茶のスポーツ24/7

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ボクシング村田諒太 決戦の日近づく 王者ロブ・ブラントにスキあり

村田諒太再起戦。

WBA世界ミドル級タイトルマッチ、ロブ・ブラント対村田諒太のリマッチ。

いよいよ12日に迫ってきました。

前回の試合を見る限りブラント有利は否めません。

そうでなくてもリマッチの場合、初戦がどんなに不可解な試合であっても、返り討ちにあう場合がほとんどです。

さらに前回の試合は誰が見てもブラントの勝ち。

通常なら今回の試合は実現しません。

ボブ・アラムの手腕でしょうか。

もちろん両者、特にブラントが受けてくれる保証はどこにもなかったはずです。

たとえ契約書に再戦が謳われていたとしても・・・。

それをブラントは受けた。

おそらく村田には負けるはずがないと思っているのでしょう。

実際に対戦したブラント自身が確信を持った。

そういうことなのでしょう。

私も最初に書いた通りブラント圧倒的有利と思っていました。

ブラントの来日後の様子を見るまでは。

油断。

何が怖いと言ってこれほど怖い物はありません。

一度油断という魔物が住み着くと、本人が否定しても知らぬ間に浸透していきます。

挑戦者として村田に臨んだ前回はチャレンジャーそのものの姿、精神でした。

今回は最初から村田を呑んでかかっているように見えます。

なめています。

村田にチャンスが生まれてきました。

「人生を振り返った時に、あのボクシングが自分の集大成でいいのかと考えた時、あのボクシングで終えたくないと思った」

「少しハングリーさだったり、求める物が欠如していたのかなというのもあります。そのあたりの気持ちを作り直して、もう一度世界の舞台に立てるようなボクサーになりたい。」

立場だけでなく気持ちも逆転しました。

村田がこの気持ちを持ってブラントに挑めば・・・何かが起こりそうです。

そんな予感が沸々と湧いてきました。

決戦は金曜日。

 

王者   ロブ・ブラント  26戦25勝(17KO)1敗

挑戦者  村田諒太     16戦14勝(11KO)2敗

 

 

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