影無茶のスポーツ24/7

ルール知らなくても面白く読んでいただけることを目指します

私的音楽コレクション 東京少年「ワンス・アポン・タイム」 PSY・S「水のマージナル」

仕事以外全部趣味

前々々々々々々回までディスコサウンドコレクションとして当時ホールでかかった曲を紹介させていただいたが、前々々々々々回からジャンルを問わず、私が好きな曲を当時の思い出と共に紹介する内容に変更させていただいた。

題して「私的音楽コレクション」。

ジャンルを問わないので何が飛び出すかわからない。

 

今回はほぼ同時期に活躍していたユニット2組の曲。

独特な旋律に透き通るヴォーカル。

私の琴線に響き、トリップ感覚も味わえた両ユニットから2曲をピックアップしたい。

その2曲は。

PSY・S「水のマージナル」
東京少年「ワンス・アポン・タイム」

天才松浦雅也の曲をCHAKAが感性豊かに美しく歌い上げるPSY・S

一度聴いたら忘れられない、東京少年笹野みちるのヴォーカル。

同年代の方も、そうでない方も、二人のヴォーカルワールドに浸って欲しい。

 


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先週の巨人(9月23日~29日) 祝リーグ優勝! 4年ぶり39度目のペナント制覇 阿部監督10度宙に舞う

9月18日に点灯したマジック9。

しかし、その時点で残試合は11。

同時点で阪神が9月の成績11勝3敗と絶好調だったこともあって、数字上優位ではあるが不安要素もあった。

そんな中迎えた甲子園での阪神2連戦。

初戦才木を攻略できず0対1の敗戦。

2戦目は絶対負けられない試合となったが、相手は帰ってきた高橋遥人。

この天下分け目の戦いを1対0返しで勝利することが出来た。

それまでおぼろげだった優勝がはっきり見えた瞬間だ。

翌日のⅮeNA戦に敗れたが、その後3連勝でマジックを減らし、ついにリーグ優勝が成ったのだ。

前回の優勝が2020年。

コロナ禍で試合日程が大幅にずれ込んだ年だ。

それ以来4年ぶり39回目の優勝。

阿部慎之助新監督の元、昨年までのウィークポイントを補強により強化。

それが見事、優勝と言う成果となって表れたと言えるだろう。

先週の巨人(3勝2敗 今季通算76勝59敗7分)

スコア

9月23日 対阪神    1対0 ○

9月25日 対DeNA  0対1 ●

9月26日 対DeNA 12対4 ○

9月27日 対中日    3対1 ○

9月28日 対広島    8対1 ○ 優勝決定

9月29日 対ヤクルト  4対5 ●

打撃成績上位(6打席以上)

中山    8打数4安打  打点1 .500 .300

岡本   26打数11安打 打点5 .423 .281

坂本   17打数7安打  打点4 .412 .238

岸田   10打数4安打  打点4 .400 .242

吉川   21打数7安打  打点1 .333 .287

長野    6打数2安打  打点2 .333 .258

オコエ  16打数5安打  打点1 .313 .261

週間チーム打率 209打数62安打 .297 .246

※赤字は今季通算打率

投手成績

9月23日 :グリフィン5回0/0 自責0 防2.88 :4回0/0 自責0

9月25日 :戸郷   7回0/0 自責1 防1.95 :1回0/0 自責0

9月26日 :山崎   2回2/3 自責4 防2.81 :6回1/3 自責0

9月27日 :井上   5回0/0 自責0 防2.76 :4回0/0 自責1

9月28日 :菅野   8回0/0 自責1 防1.67 :1回0/0 自責0

9月29日 :グリフィン1回0/0 自責2 防3.01 :7回1/3 自責3

週間先発陣防御率     28回2/3 自責8  防2.51 2.60

週間ブルペン防御率   23回2/3 自責4  防1.52 2.28

週間投手陣防御率        52回1/3 自責12 防2.06 2.49

※赤字は今季通算防御率

感想

ホッとした。

それが正直な感想。

当然嬉しさも爆発したが、何しろここ3年間は5割すらも難しい状況。

優勝どころか、一昨年、昨年と2年連続Bクラス。

今年、阿部新監督の元、積極的な補強も敢行して欠点は補えたが、結果がついてくるかはやってみないとわからない。

恒例開幕前の順位予想で巨人を1位に推したが、願望をこめての部分もあった。

今年は、首位に出たチームが2位以下を突き放すかと思えば急ブレーキ。

この繰り返しで、シーズン途中は稀に見る大混戦となった。

そんな中、最後はアレンパを目指す阪神との一騎打ちの様相。

最後の最後に調子を上げた巨人が9月5日首位に立ち、結果そのまま逃げ切った。

勝負は9月と明言していた阿部監督だったが、見事その言葉を実践して見せた。

優勝に至った要因は、やはり投手を中心とした守りの充実だろう。

チーム防御率は昨年の3.39から2.49に。

救援陣の防御率も3.81から2.28へと大きく改善された。

その結果年間の失点も昨年の507から379と大幅に減りリーグ最少。

この数字がチーム力が強化されたことを如実に表している。

特筆すべきは菅野の見事な復活。

今季挙げた15勝は、自身12年間の在籍で2018年と並ぶ2番目の勝ち星。

昨年4勝8敗という成績から、ここまで完璧な成績を残すとは考えてもみなかった。

この投稿に掲げる先週のMVPではチーム最多の5度。

相手チームのエース級との対戦が少なかったから・・・という声もあるが、一人で作った貯金12は絶大だ。

私はセリーグのMVPも菅野投手で決まりと思う。

阿部監督が優勝インタビューで語った優勝の最大の要因「チーム力」。

結局、優勝するチームはこれが最も求められるという事なのだろう。

この後、クライマックスシリーズ日本シリーズでも、もちろん勝って欲しいが、私個人的には、セリーグ優勝だけでも十分に満足している。

もちろん、チームは当然日本一を目指すが、私にとってはそれはギフトのような物だ。

セリーグ優勝おめでとう!!!

本当に嬉しかった。

先週のMVP

坂本選手 2回目

ここは、何と言っても天王山の阪神2連戦2戦目。

阪神1勝の後、絶対負けられない戦いで難敵高橋遥人投手から放った決勝打。

これが優勝を大きく手繰り寄せた一打となった。

今季不振にあえいだが、最後に決めてくれた。

142試合終了時点での主な数字

順位    76勝59敗7分 優勝    

防御率       2.49 1位    

打率        .246 2位    

本塁打        80本 3位    ⇨

盗塁         59個 4位    ⇨

失策         57個 リーグ最少 ⇨

得点         458 4位    ⇨

失点         379 リーグ最少 ⇨

 

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祝!巨人4年ぶり39回目のリーグ優勝!

とうとう成し遂げた!

大混戦のセリーグを制したのは巨人!実に4年ぶりの優勝だ。

前日に巨人が勝ち、阪神が敗れてマジック1。

菅野登板に合わせたかのようなタイミング。

もうこれは今日優勝を決めるしかないと思っていた。

2対1から相棒小林のタイムリーがチームを完全に勢いに乗せた。

終って見れば8対1。

スガコバが熟練の技を見せ、主砲岡本が3打点。

吉川も新安打製造機かの如く5打数4安打。

ユーティリティ増田大も2打点。

9回はブルペンを支えた高梨からラストワンアウトを守護神大勢へのリレー。

最後のバッターのセンターに抜けようかと言うあたりを吉川がさばいてスリーアウト。

ここに4年ぶり39回目のリーグ優勝が成った。

大混戦を抜け出したのは、投手力を中心とした守りが他球団に比べて一日の長があったからだと考えられる。

菅野が完全復活。

シーズン前に15勝も挙げるとは誰が想像しただろう。

今日のピッチングは正に円熟。

針の穴を通すようなコントロール

ひとりで貯金12はMVPの最有力だ。

今年は各球団点が取れず、自然投手力が整っているチームが優勢だった。

その中で巨人はチーム防御率こそ阪神に僅かに及ばないが、失策がリーグ最少。

総合力、阿部監督はチーム力を優勝の要因にあげていたが、正にその通りだろう。

本当に良かった。

今日だけはこの余韻に浸っておきたい。

 

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大相撲 令和6年秋場所 幕内優勝大の里 十両優勝尊富士 貴景勝引退 時計が動き出した

大相撲秋場所が終わった。

幕内優勝は関脇大の里。

13勝2敗と優勝に相応しい成績だ。

これで大関は2万%確実。

デビューから僅か9場所。

通算戦績90勝29敗の勝率7割5分6厘のハイアベレージ。

先場所こそ初日から4日目までに3敗を喫し、心配されたが勝越し。

今場所は、先場所に見せた脆さも消えて、強い相撲を取り切った。

大関昇進に文句をつける輩は存在しないだろう。

来場所以降、立合いからのスピード、圧力に磨きがかかれば手が付けられなくなる。

1年以内に横綱にならなければ嘘だ。

照ノ富士の引退がいよいよ近づいていると認識させられた今場所。

本来チャンスと見て頑張らなければならない両大関が共に8勝7敗。

琴櫻は9日目以降2勝5敗の体たらく。

受けに回る相撲が多く、恵まれた身体を活かしきれていない。

今の相撲を取り続けるならば、綱への道は遠い。

少し迷いがあるのではないか。

どんどんと前に出る相撲を取って欲しい。

大関に比べたら、霧島の方に見応えがあった。

怪我などの影響もあって大関を陥落したが、これなら大関復帰は近い。

期待している力士なので、再度綱を目指して欲しい。

どうしても触れなければならないのが、十両優勝の尊富士。

春場所の優勝は記憶に新しいが、その場所の怪我で十両陥落。

しかし、今場所はテーピングもなく復活したと思ったらいきなり13勝2敗で優勝。

先ほど大の里の成績を記したが、尊富士のそれは、84勝13敗(1不戦敗含む・他に27休場)で出場機会だけで見ると勝率8割7分5厘のとんでもないアベレージ。

九州場所での幕内復帰が成るかは微妙だが、すぐに上位に戻ってくるのは間違いない。

大の里、尊富士に共通するのはスピード。

大の里は90勝の内、押し出し38勝、寄り切り25勝。

尊富士は84勝の内、押し出し36勝、寄り切り33勝。

立ち合い一気の相撲で、相手力士に相撲を取らせる暇を与えない。

両力士、組んでも強いので、盤石。

この二人が極めて近い将来、東西横綱として並び立つのは間違いないように思う。

その他の力士では、前述の霧島以外に、復活の若隆景とおそらく三役復帰すると思われる兄若元春の活躍。

来場所関脇に復帰確実の大栄翔、二場所連続10番勝って再び上昇気配の正代。

遅咲きで頑張る美ノ海、連続出場の記録を塗り替えた玉鷲、べテラン錦木、高安、宝富士の二桁勝利(高安は千秋楽の相撲が心配)。

幕内上位で踏ん張る熱海富士に、相変わらず場内をわかす宇良等々が印象に残った。

また定年を迎えた38代木村庄之助も、無事に土俵を勤めあげ、千秋楽ではいつも以上に気合の入った掛け声だったように思った。

また元大関貴景勝の引退は寂しいが、立派な決断だった。

28歳と確かにまだ若いが、長く大関を務め、4度の優勝も飾り、満身創痍の状況。

その潔さは見事だった。

今場所はこのように確実に新時代の幕が開いたような印象で、長らく止まっていた時計がいよいよ動き出した。

そう言える場所だったと思う。

来場所は1年納めの九州場所

番付発表10月28日、初日11月20日、千秋楽11月24日だ。

 

※文中の数字は相撲レファレンスを参照させていただきました。

 

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映画鑑賞記録「ラストマイル」 ラストワンマイルを担うドライバー達に捧げる映画

仕事以外全部趣味

最近トンと映画館に足を運ばなくなった。

原因のひとつは、たまたま観たい映画がないから。

もうひとつは、サブスク利用頻度が高くなり、足を運ぶ時間がないからだ。

しかし「ラストマイル」は、評判を聞いて、久々に大スクリーンで映画を観たいと思っていたこともあって足を運んだ。

物語は、物販と物流業界の大イベント「ブラックフライデー」で発生した連続爆破事件に巻き込まれた、世界的ショッピングサイトのロジスティックスセンター長と、大手運送会社の支局長を中心に、犯人捜しと原因究明に走る当局や、それこそラストワンマイルを担うドライバー達が巻き込まれてしまうという内容。

物流2024年問題や、爆破テロなど現代社会の問題がタイムリーに取入れられている。

センター長を演じる、主演の満島ひかりは演者としてすごく好きだが、この映画では主人公の深層の部分が今一つよくわからなかった。

そこが少し残念と言えば残念なところか。

この映画の特徴はシェアードユニバースという手法が取られていること。

簡単に言えば異なる複数の作品が、そのまま別の作品の中に自然に入り込んでくるって感じだろうか。

私は今回この言葉を初めて知ったが、アベンジャーズが実例として挙げられており、なるほどと思う方は多いだろう。

とは言う物の、この映画に関係するTVドラマ「アンナチュラル」「MIU404」を見ていなくても何の問題もないので安心して欲しい。

あえて言えば、その2作品の組織がどのような物なのかを前知識として入れておいた方が、より深く観られるとは思うが、別に知っていなくても問題はない。

その場合、やたらと有名俳優が短い時間で次々出てくるなあ~って思うかもしれない。

この方法は大好きだが、入り込み方のさじ加減がとても難しく、今回はアンナチュラルは流れ的に自然だったが、MIU404は少々無理やり感を感じてしまった。

まあ見方は人ぞれぞれなので、あくまで個人の意見だが。

それでも、手を抜かずに細かいところまで練られた作品なのはよくわかり、それが口コミ等などで広がって、ここまでの大ヒットになったと思われ、観て損はしない映画ということは断言しておこう。

 


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