影無茶のスポーツ24/7

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井上尚弥、スーパーバンタム級4団体統一戦で勝利!マーロン・タパレスに10RKO

ザ・モンスター井上尚弥がマーロン・タパレスを10Rノックアウトで2階級での4団体統一を成し遂げた。

しかし思った通りマーロン・タパレスは危険な相手だった。

試合は圧倒的に井上が優勢だったのは間違いない。

しかしタパレスは最高の仕上げ、練り上げたであろう井上に勝つための戦略を実行してきた。

普通なら4R、4Rに倒せていなくても5Rの井上の猛攻でタパレスはリングに沈んでいても不思議ではなかった。

そのふたつのラウンドは毎回井上が繰り出す怒涛の攻撃が炸裂したのだがタパレスは勇敢に打ち返してきた。

タパレスは左構えからノーモーションで繰り出す左右のパンチ、アッパーカット、半身の構えから伸びてくる左のストレートやカウンター狙いのパンチとどれも危険なパンチだった。

さらには上手いと言われていたフルトンよりもタパレスの方が上手いのではと思う程のディフェンス力。

パンチの数は圧倒的に井上の方が多かったが、それを感じさせないタパレス。

井上も結構パンチを当てられて予断を許さない。

7~9Rは井上も仕切り直しのように改めて突破口を見つけだそうとするかのようなパンチを繰り出す戦い方で、少し膠着状態。

これは判定までいくな・・・と思った10R。

ここで勝負に出てきたタパレス。

相手が出てくれば逆に井上にチャンス到来だ。

ワンツーから右ストレート一閃。

これがタパレスの左テンプルにもろにヒット。

ワンテンポ遅れてタパレスリングに崩れ落ちる。

ここまでの被弾でダメージが蓄積されていたのとあまりにもクリーンにヒットしたストレートが重なって、タパレス立とうとしても膝が崩れて立てず。

10カウントが取られ井上尚弥のKO勝利。

ここに2階級での4団体統一が成ったのだ。

試合後の井上選手の顔は劇戦後とは思えない綺麗な顔。

この試合を見てやはり井上尚弥は200年にひとりの天才だと思った。

天才が努力しているのだから負けるはずがない。

今回のタパレス戦を経て井上は更に一回り強くなったと思う。

あれほど苦労して4団体統一を成し遂げたバンタムと違って、スーパーバンタムではフルトン戦で二つ、5カ月後の今日タパレスから二つを獲得。

バンタムのベルト返上から僅か1年でスーパーバンタムを統一してしまった。

試合後あと2年はスーパーバンタムに留まることを明言した井上選手。

次はあのルイス・ネリ?それともムロジョン・アマダリエフ?

 

4団体統一王者  井上尚弥      26戦26勝(23KO)

前2団体統一王者 マーロン・タパレス 41戦37勝(19KO)4敗

 

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決戦!井上尚弥vsマーロン・タパレス タパレスの精悍な表情に驚き

いよいよ決戦の日が近づいてきた。

スーパーバンタム級2団体統一王者井上尚弥の2階級での4団体統一戦。

マーロン・タパレスと拳を交える。

2団体ずつベルトを分け合う両者の対決。

バンタムであれほど苦労した4団体統一。

スーパーバンタムでは何と2戦目で巡ってきたチャンス。

最も危険な相手と言われたフルトン戦で圧勝。

今回も井上圧倒的有利とささやかれている。

しかしタパレスは怖い。

危険な相手だ。

井上選手が負ける姿は想像できないが、好戦的ファイターが相手の場合は間違ってパンチを貰ってしまう場合もある。

タパレスには当たれば怖いパンチ力がある。

井上選手がフルトンに勝利して2冠のベルトを奪取したあとにリングに上がった身体を作っていないタパレスの印象がそもそも強すぎた。

来日した今回のタパレスの精悍な表情は全く別人だ。

生涯最高に仕上げてきたことがわかる。

そりゃ、そうでないと井上には歯が立たないので当たり前と言えば当たり前だが、仮にもアマダリエフに勝って立派な2冠のベルト保持者。

バンタムで4個目のベルトを奪取した相手だったポール・バトラーとは物が違う。

井上の凄いところはどんな相手でも油断の欠片も見せず、リスペクトしてしっかり対策を立てて試合に臨むところ。

勝つことを信じているが今から心臓はドキドキだ。

 

WBC・WBO2団体王者 井上尚弥 25戦25勝(22KO)

WBA・IBF2団体王者 マーロン・タパレス 40戦37勝(19KO)3敗

 

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モンスター井上尚弥 最強の敵スティーブン・フルトンを粉砕 年内にも2階級4団体統一へ

ついにこの日がやってきた。

バンタム級で4団体統一を成し遂げた井上尚弥

即座に全てのベルトを返上し、1階級上のスーパーバンタムに転向。

当初フェザー転向が噂されたWBC・WBO2団体王者のスティーブン・フルトンが井上の挑戦を受ける決断。

転向初戦でいきなり最強の敵とのマッチメイクが実現した。

井上の負傷により5月7日に予定されていた試合が延期となり迎えた今日7月25日。

計量で見せた井上の肉体はバッキバキだった。

負傷の影響は微塵も感じさせない。

フルトンは確かに大きいが、フェザーから苦労して減量してきた印象。

逆に井上はスーパーバンタムこそ最適性階級のような身体つきだ。

横から見た幅の広さは井上の方が厚みがあるのではないか。

フェイスオフでも井上の迫力にフルトンややたじろいだ印象を持った。

そんな中世紀の一戦がゴング。

1Rの両者初のコンタクト。

リーチで8cm井上より長いフルトンだが井上にパンチが届かない。

逆に井上のジャブはフルトンに届く。

ジャブだけでない、右フックや、ワンツーなど井上のスピード優位は明らかだ。

フルトン得意のクリンチに対しても対策は十分に取られていることもわかった。

1Rで井上尚弥がフルトンに対し主導権を握ったのは間違いない。

2R、3Rと同じように井上のスピードとパワーがフルトンの計算を狂わせる。

しかしそこは最強王者フルトン。

徐々に自分のペースを戻しつつあるが、それでもラウンド全体を見ると井上優位は動かない。

しかし6R7Rあたりになるとフルトンのジャブも井上に当たり始める。

この辺で井上がKOで負けることはほぼ考えられないが、判定まで持ち込まれた場合、フルトンが井上に当てたパンチを評価するジャッジが居た場合見た目と違う結果が出ることの恐れを感じるようになってきた。

ジャッジの見方は千差万別なのだ。

特に7R前半はフルトンのパンチが当たりだし不安が募りだした中で迎えた8R。

モンスターパンチが炸裂。

フルトンの顔面にクリーンヒット。

ぐらついたフルトンに左の強烈な左フックが追いヒット!

巨木が倒れるが如くフルトンダウン。

何とか立ち上がったフルトンに井上猛ラッシュ!

過去幾度も見たシーン。

右、左と雨あられの井上のパンチがフルトンをサンドバッグ状態に。

ここでレフェリーがストップ。

転向初戦で2本のベルトを奪取。

正に異次元の強さ。

フルトンが並みのボクサーに見えてしまう圧倒的な強さを見せた井上尚弥

試合後WBA・IBF2団体王者マーロン・タパレスがリング上に表れ、何とここで次戦統一戦を行うことに両者同意。

もちろん実際の交渉はこれからなので約束された物ではないが、限りなく年内に4団体統一戦開催の方向に舵が切られたのだ。

バンタムであれほど苦労した4団体のベルト奪取がスーパーバンタムではあっという間に実現する可能性が高くなってきた。

どこまで強くなるのか。

モンスター井上尚弥新章が幕を開けた。

 

WBO・WBC王者      井上尚弥 25戦25勝(23KO)

前王者     スティーブン・フルトン 22戦22勝(8KO)1敗

WBA・IBF王者 マーロン・タパレス 40戦37勝(19KO)3敗

 

 

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井上尚弥 新章始まる

いよいよ今日だ。

井上尚弥の新章が始まる。

計量の様子を見たが確かにフルトン大きい。

しかしフェザーの選手が苦労して減量したような身体に見える。

対する井上の身体はこのスーパーバンタムがベストの階級のようだ。

仕上がり切った肉体。

みなぎるオーラ。

フェイスオフでもひいき目なしに井上の方が相手をのんでいた。

フルトンは怯えまではいかないが目が優しい目になった。

成らざるを得なかったのだ。

勝てる!

 

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井岡一翔WBC世界王座奪取 いよいよ念願のファン・フランシスコ・エストラーダ戦実現へ 

まず初めに明らかにしておかないといけないが今回試合を見ていない。

ABEMAでのペイパービューだった訳だが、さすがにそこまでは出来なかった。

なので試合経過も他の方のブログやニュース記事を読んだだけだ(^^;)

地上波でボクシングの世界戦を見られる機会が全くなくなるのは時間の問題だと思う。

放映権料の高騰が主な原因だが何とかして欲しい。

でも正直なところこの流れを止めるのは難しいんだと思う。

さて井岡だが前回WBA王者ジョシュア・フランコとの統一戦は引き分け。

両者タイトルの移動なしで消化不良の結果。

とは言え、両者持ち味を出したこれぞボクシングと言える熱戦だった。

その後井岡は中谷潤人との指名試合が合意に至らずWBOのベルトを返上。

あくまで井岡が願うのはファンフランシスコ・エストラーダとの対戦。

その為にジョシュア・フランコとの決着を選んだわけだ。

フランコがベルトの無い井岡とのダイレクトリマッチを受けた理由は、フランコ自身も格闘家の本能として決着をつけたいとの思いがあったのはもちろん、ファイトマネー的な魅力もあったと思われ、そのためのペーパービューだったことも考えられる。

肝心のエストラーダだが、彼も井岡との対戦を望んでおり、井岡にとってフランコ戦は勝つ以外に生きる道はなかった訳だ。

そんな状況下で迎えた決戦。

てんやわんやの大騒動が起こるとは誰が想像しただろう。

井岡の大麻成分陽性反応とフランコの計量3キロオーバーである。

井岡の大麻陽性反応は基準を下回るごく微量でドーピング違反にならず警察にも届けないとのこと。

ならば何故わざわざ試合直前に発表したのか。

以前ずさんなJBCの検査体制が問題になり謝罪に追い込まれたが、何か今回の発表はJBCの意趣返しなのではと思ってしまった。

さらに驚いたのはフランコの計量オーバー。

原因はどうであれ、試合をする契約を取り交わしたのだからボクサーとしてあるまじき行為だ。

3キロオーバーなんて減量する気がなかったとしか思えない。

そんなこんなで試合自体行われるのかどうか怪しい状況になってしまったが、何とか試合は行われた。

フランコは前回同様手数も多く、スタミナも十分だった模様だが、井岡は天性のディフェンス技術も見せながら、果敢に打ち合う場面もあったようで、前回のマイナスポイントを軽減出来ていたのが勝利につながったと推測する。

結果は3-0の文句ない判定勝利で、フランコも潔く負けを認めているようだ。

とにかくこれだけの技術と強さを持つ井岡が世間一般から適正な評価を得ていないのは不幸でしかない。

井岡最大の目標であるファンフランシスコ・エストラーダとの戦いが次戦で実現することを切に願う。

 

WBAスーパーフライ級王者 井岡一翔 33戦30勝(15KO)2敗1分け

前王者      ジョシュア・フランコ24戦18勝(8KO)2敗3分1NC

WBC王者 ファン・フランシスコ・エストラーダ47戦44勝(28KO)3敗

 

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